角田山に登り藤ツル切りボランティアの 人に会う

kanazu362007-01-17

新聞を開いて驚いた。
真冬だと言うの豪雪地上越市高田では、積雪がゼロ。
陽気に誘われ上越市高田ではもうフキノトウが、路肩に
顔を出している。
昨日の最高気温は、新潟市で10.4度、上越市高田で
11.3度と3月上旬の暖かさ。
1月5日夫婦で角田山に登った。
9時5分宮前口登山道から登った。
登山道入り口には、私有地に付き次のことを厳守して下さいと掲示板が出ている。
登山道で新潟から来たという、藤のツル切りボランティアの人と出会った。
「角田山自然まもり人」と書かれたパンプレッとをいただいた。
登山コースは、7コース紹介されているが、宮前口コースと雪割草で有名な桜尾根コースは
紹介されていない。
私有地だからだという。
・越前浜発祥の地
 15分くらい登ると平場に出た。
 「越前浜発祥の地」と書かれた看板がある。
 右に折れ少し行くと神社がある。
 社(やしろ)右側の、「越前浜由来の碑」には、越前浜神明社と書かれ
 大正13年3月5日建立、石文には、「越前浜は、慶長7年越前国坂井郡三里浜から
 小川興三左衛門以下28人がこの地に入国」、大正13年3月烏子明神を神明社
 改称し村社とし宮平に建立。
 越前浜発祥の地は、今は人家もなく林の中に埋もれ社のみが往時を偲ばせる。
 住民は山を下り、海辺に大きな越前浜集落を形成している。
・藤のツル切りボランティア
 山の木は、藤ツルに巻きつかれると立ち枯れする。
 冬の時期、葉が枯れ落ち木と藤ツルが区別できるので藤のツル切りには最高。
 木を見た。
 藤ツルが立ち木に食い込み、木の生長を止めている。
 小型のノコギリで藤ツルを1本1本切り木を守る。
 まさに、「角田山自然まもり人」だ。
・長者塚遺跡
 山頂には小高い土盛りがあり、看板には長者塚遺跡と書かれている。
 修験者の修法祈祷の場所として造成された紫灯塚と推量され、塚の名称はこの頂上が
 古来長者ケ原と呼ばれたこにちなみ付けられた。
 伝説では、日の出長者と日の入り長者の鏡による応酬があったと。
 これを光明返照と考えると仏縁の程が思われる。
観音堂
 山頂から少し稲島方向に下ると観音堂がある。
 観音堂からの眺望はすばらしい。
 眼下に蒲原平野が、その奥に飯豊連峰・菅名岳・白山・粟岳・守門岳・米山・妙高山・・・の
 越後連山が続く。
 観音堂は火災で焼失、昭和46年に再建された。
 本堂には、高村光雲作の本尊聖観音が祀られている。
 浅草寺貫首清水恭順大僧正が向陽光と命名した。
下山途中で作業している藤ツル切りボランティアの人にまた出会った。
私も作業を止め下山します。
今日は、何本藤ツル切り何本木を助けただろうかと。
藤のツル切りは (イラストを模写)