期限切れとデーター捏造とハリセンボン

kanazu362007-02-07

2月5日、佐渡市真野地区の海岸にフグの一種
ハリセンボンが約千匹も打ち上げられた。
地元では「こんなことは初めて」と驚いていると新聞に。
子どものころ「指切りげんまんうそくとハリセンボン飲ます」と、
小指を絡め、指切りをした覚えはないだろうか。
「指きり」は、約束のしるしに小指をひっかけること。
「げんまん」は、約束を守るちかい。
巷では、「期限切れ」「データー捏造」という言葉が、毎日テレビや新聞を賑わしている。
期限切れは、不二家が期限切れの原材料を使って洋菓子を製造販売した事案。
データー捏造は、関西テレビが、納豆ダイエットでデーターを捏造して放送した事案。
不二家は、山崎製パンからの技術支援と資金支援を受け再建を図る。
関西テレビは、視聴者の信頼を裏切ったことを深く反省し、一つのけじめとして
発掘!あるある大事典Ⅱ」の放送枠(日曜午後9時)を返上することにした。
あるあるの視聴率は、15%前後と人気のある番組だった。
期限切れや捏造問題に関し面白い記事を見つけた。
・たまごに賞味期限のシールを添付
 大手スーパーのダイエーでは2月1日から、日本で初めて「広告付きたまご」の
 販売を始めた。
 ダイエーグループ200店舗では、1カ月で約300万個の販売を予定している。
 外装のパッケージはもちろん、卵1個1個にも広告を印刷したシールを添付する。
 卵1個1個に賞味期限のシールを添付することで安全が確認できる。
 将来は、卵にインクジェットで直接印字したり広告にも利用したいと。
・ヒラメに産地ラベルを表示
 中国でも食への関心が高まる中、大連市の企業が大連産のヒラメに産地を表示する
 ラベルを取り付け販売を始めた。
 消費地では、産地ラベルの表示で安全性が確認できると好評、追加注文を受ける
 ほどだという。
生産者や販売者は、子どものころ「指切りげんまんうそくとハリセンボン飲ます」と
指切りをしたことを思い出し、「期限切れ」や「データー捏造」問題で消費者から
ハリセンボンを飲まされないように注意して欲しいと願うのは私だけだろうか。
たまごに印刷シールが (イラストを模写)