庭の記念縁起木で亡き父母を偲ぶ

kanazu362007-02-11

「この木なんの木 気になるになる木・・・」と歌われる
テレビCMの大樹。
日立の樹(き)」と呼ばれで多くの人が知る。
大樹は、米国ハワイ州オアフ島のモアナルア・ガーデンパーク内にある。
樹齢約130年の「モンキーポッド(和名アメリネムノキ)」で、高さ約25m、
枝の広がりは約40m、複数の木が集まり一本に見える。
「伐採の危機」の話もあったが、関係者の尽力で伐採を免れ、これまで通りの保護が
決まった。
昭和57年に家を新築した。
記念に実家の庭にある、ヤツデ・ツバキ・ナンテン・オンコ(イチイ)の木を移植した。
高田の実家からは、ヤツデとツバキを。
柏崎の実家からは、ナンテンとオンコを。
木に愛称を付けた。
ヤツデは父・・大きな手で桶を作り、厄にも負けず働き家族七人を養った
ツバキは母・・色白でツバキのような赤い顔して苦難に耐え子ども五人を育てた
ナンテンは義父・・ナンテンのように難にも負けず農作業の重労働に耐え
            家族七人を養った
オンコは義母・・座りオンコのようにどっしりと構え、農家を支え子ども五人を
           育てた
移植した記念木のヤツデ・ツバキ・ナンテン・オンコ(イチイ)が、みな縁起木で
あったことをあとで知った。
ヤツデは、天狗のうちわと言われ、悪魔を追い払うとことから魔除けや厄除けに
ツバキは、寒中にも濃緑な葉を茂らせることから不屈の生命力を示す
ナンテンは、難を転じて福となす
オンコ(イチイ)は、一位に通ずると
伐採を免れた「この木なんの木・・・」と歌われた日立の樹が、忘れかけていた庭の
記念縁起木を思い出させ亡き父母(義父母)を偲ばせてくれた。
母からの祝い金で買った垣根のサザンカの木が、今が盛りと赤や白の花を付け、
子や孫の成長を天国から優しく見守っている。
椿 (写真を模写)