最後の同期退職送別会終わる

kanazu362007-02-12

2007年問題が騒がれ、団塊の世代という言葉が
毎日のように新聞テレビを賑わす。
「総下流時代(藤井厳喜著)」という本が売れている。
本では、
・グロ−バル階級社会
・今後はワーキングプアは全世界に広がる
団塊の世代は「金持ち段階」と「ビンボー段階」に2極化する
・日本社会からサラリーマンやOLが消えていく
・世界規模で「階級社会」が成立する
・「サザエさん一家(3世代同居)」は消滅する
アメリカ・EUは徐々に衰退していく
等と。
1965年(昭和40)4月、18歳から27歳の若者51人が、296期として入社した。
出身地は、新潟県48人・長野県2人・宮城県1人。
学歴や経歴は、中卒・高卒・高校中退・社会人(サラリーマン・工員・店員・等)
・浪人と様々。
同期退職送別会は、8年前の1999年2月の1人から始まり今回2007年2月の
13人の退職送別会が最後である。
2007年3月末には、42年間の勤務を終え全員が職場を去る。
2月10日(土)の退職送別会には、35人(欠席5人)の顔があった。
同期51人は、
・研修期間中に退職したもの 1人
・中途退職したもの     7人
・亡くなったもの      3人
・無事退職したもの    40人
である。
驚きは、5人の二世が親と同じ会社で働いていること。
子も親の仕事に誇りを持ちあこがれて就職したのだろう。
いずれは三世が・・・
幹事の司会で、故人三人の冥福を祈り会は始まった。
宴会の途中で、退職する13名の紹介とコメントがあった。
一人ひとりが壇上に上がり42年間の思い出と今後の抱負を語った。
会社の斡旋で第二の職場に進む者7名、無職で余生を暮らす者4名、まだ決まらない者
2名。
一足先に退職したものから退職後の生き方にアドバイスがあった。
同期仲間の42年間の思い出話は尽きない。
来年からは、同期の絆を深めるため同期親睦会を「年金ヒヨコ296羽」と名称を付け
継続していくことを決めた。
最後は、退職者代表が関東一本締めで会を閉めた。
最後の同期退職送別会が終わった。
来年からは、同期親睦会が始まる。
思い出は (イラストを模写)