桃の節句と甘酒・ひしもち

kanazu362007-02-24

桃の節句には、甘酒(白酒)とひしもちは欠かせない。
童謡「うれしいひなまつり」にも歌われている。
明日25日は、仙厳園(鹿児島市磯)で流しびなが行われると
ニュースで報じていた。
流しびなは、その一年にふりかざるであろう災いや穢れを形代(人形)に移し、
水流に乗せて祓うという神事。
仙厳園の流しびなは、青竹を輪切りにした船に赤い布を敷き雛人形を乗せ流す。
ひな祭りに欠かせない「甘酒」と「ひしもち」の記事が新潟日報に出ていた。
・甘酒(三崎屋酒造・長岡市栃尾
 最近は酒粕から造る甘酒もある。
 本来は米と麹だけで造ったアルコール分のない自然の甘味料。
 三崎屋では、昔ながらの製法で冷やしてそのまま飲める無加糖、無添加のストレート
 タイプのものを造っている。
 5年前からは桜の花びらを入れた淡いピンク色の甘酒を造り、ひな祭りにひったしの
 甘酒もある。
 甘酒は冬の飲み物とばかり思っていたが、江戸時代では夏の飲み物で、俳句の世界では
 甘酒は夏の季語である。
・ひしもち(浦川原農業振興公社・上越市浦川原区虫川)
 桃の節句に向けた「ひしもち」つくりは最盛期。
 もち米は地区産の「こがねもち」を使い無添加のひしもち。
 ピンク・緑・白の三色で、ピンクは桜、緑は木の芽、白は雪を表す。
 三色には、雪が消え木の芽が芽吹き多くの花が咲くようにと願いが込められている。
孫のサッカー場に占領され雛人形が飾れない我が家。
オルゴールだけでも箱から出し、甘酒とひしもちを飾り「うれしいひな祭り」の
メロデーを聞き桃の節句を祝いたい。
あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげまましょ 桃の花 ・・・
すこし白酒 めされたか ・・・
本には「雛人形は、『雨水(うすい)』に飾り、『啓蟄(けいちつ)』に片づけます」と。
今年の啓蟄は、3月6日。
甘酒もひしもちもあるよ (イラストを模写)