トキが版画の中で舞う

kanazu362007-03-17

故郷の山、妙高山が好きで玄関に絵を飾り毎日見る。
視覚障害・知的障害を持ちながら、故郷の山や故郷の
四季の風景をはり絵に描き創作するはり絵作家がいる。
画家原田泰治さんが「秋・米山」に感動。
原田さんに才能を高く評価された妙高市(旧新井市)生まれの岡田清和
(昭和43年2月生)さんだ。
岡田清和さんの作品展「はり絵の世界」が、3月15日から東北電力グリーン・プラザー
で開催されており観てきた。
佐渡の大空にトキをとトキの野生復帰に向けた取り組みが新聞に出ていた。
計画では、2008年夏以降の試験放鳥に向け、今年の夏に一部のトキの野生復帰
訓練を開始する方針。
トキといえば、佐渡の版画家高橋信一さんが沢山のトキを版画にしている。
1985年に開館した新潟市美術館も多くの作家の版画を所蔵している。
先日開催された、新潟市美術館「全所蔵作家展版画編」に高橋信一さんの作品も
展示された。
3月6日には、新潟県民会館で「新潟が生んだ木版画三鬼才」星襄一・中山正・
高橋信一展が開催された。
高橋信一さんの作品「大空に舞うトキ」が自宅に掲げられている。
勤続30周年の記念に友人に勧められ購入したものだ。
柏崎が勤務の振り出し。
柏崎の思い出に名山「米山」を注文したが品切れで、「大空に舞うトキ」を買った。
版画の大きさは、39センチ×54センチ。
日本海と夕日に染まる大空にトキが舞う。
日本海は黒、夕日に染まる大空は茜色、トキは白。
右下には作者の落款が、左側には100分の43と書かれている。
高橋信一画家のプロフイルを調べた。
高橋信一(1917から1986)、版画家、元教師、佐渡版画村美術館初代理事長。
トキが野生復帰し佐渡の山々を舞う前に、我が家の版画の中でトキが大空を舞う。
大空にトキが舞う日は (イラストを模写)