明治村に甦った懐かしい小熊写真館

kanazu362007-03-19

3月18日は、明治村開村記念日。
あれこの写真は。
3月15日の地方紙新潟日報に忘れられない懐かしい建物、
「小熊写真館」が掲載されていた。
小学校への通学路に建っており、6年間行き帰りに
見た建物だ。
建物は、本町3丁目(旧高田市)の儀明川の近くに建つ老舗の写真館で、
1908年(明治41)建てられた雪国ではめずらしい西洋風のモダンな
建物だった。
愛知県犬山市の「博物館明治村」に移築されたという話は聞いていた。
日記を開いた。
1991年(平成3)8月23日に伊勢神宮を参拝した際に明治村を見学した。
小雨の中傘をさし見学とある。
購入したガイドブックには、明治村は昭和40年(1965)3月18日開村。
自然に恵まれた100万平方メートルの丘陵地帯に、聖ヨハネ教会堂・三重県庁・
札幌電話交換局・高田小熊写真館など58の明治の建造物が点在する。
(うち9棟は重要文化財
第八高等学校正門が明治村の入り口。
村内に入り、聖ヨハネ教会堂・三重県庁・二重橋飾電燈・札幌電話交換局・京都七条
巡査派出所・歩兵第六聯隊兵舎・呉服(くれは)座・金沢監獄中央看守所と監房・
帝国ホテル中央玄関・高田小熊写真館・・・・
ほとんどの建物を見た。
高田小熊写真館は1982年(昭和57)に、同博物館の勧めで移築された。
写真館の小熊和子(86)さんは、「かなり省略して建てられて、当時の姿とは
だいぶ違った」と満足していなかった。
少しでも元の姿に近づけようと博物館側と話し合い昨年11月から復元作業が始まり
今年3月に改修作業が完了した。
高田の人々には懐かしい、往時の西洋風のモダンな姿が明治村に甦った。
復元改修され新しく甦った小熊写真館を明治村で次に見るのは、何時ことだろうか。
この建物は (イラシトを模写)