安心安全を売り安心安全を買う

kanazu362007-03-23

今日23日は何の日。
期限切れの原料使用が問題となり製造を中止していた
不二家が、「安全」を宣言し3月1日から生産を再開した。
製造された洋菓子が、今日23日店頭に並び販売される日
である。
飲料製品は、3月19日から一部自動販売機で販売されている。
22日近くにある不二家の店舗を見た。
入り口玄関ドアーには、
・「お詫び」平成19年1月22日
・お客様にもう一度おいしいケーキをお届けできるように頑張っています。
 平成19年2月
・私たちは新しい不二家になりました。平成19年3月2日
の3枚の張り紙があった。
3月18日のNHKテレビ経済羅針盤「食卓彩る味の開拓者」で、日本食研社長
大沢一彦(66)さんは、「安心安全の商品を消費者に提供するのが使命」。
85億円をかけて豪華な「宮殿工場」を建設した。
「商品の安心安全を消費者の目で直接確認してもらうため、製造現場をガラス張りにして
誰でもが見れるように設計した」と。
豪華な「宮殿工場」は、今治市の新観光スポットとなり連日多くの人が訪れる。
新潟にも日本食研に負けないガラス越しに、笹団子をササの葉で包む作業が見れる
新店舗「田中屋本店 みなと工房」がオープンした。
新店舗で笹団子を買った。
店のキャッチフレーズは、「笹だんご 見て、作って、味わえる」。
2階のセミナールームからは、「信濃川」「朱鷺(とき)メッセ」「柳都大橋」「萬代橋
等が見え、2階のセミナールームに通ずる通路は壁面を生かしたギャラリーとなっており
画家松田忠三さんの個展「新潟下町風景を描く」が開催されていた。
新潟の下町にまた一つ新しい観光名所が誕生した。
近くには、「みなとぴあ」「旧新潟税関」「湊稲荷神社」等の名所もある。
消費者の「安心安全」の目は厳しい。
不二家は直営店とフランチャイズ店計約800店のうち、約160店で23日洋菓子の
販売を再開する。
再開するのは直営店が104のうち約60、フランチャイズ店は692のうち約100。
新潟県内は、フランチャイズ店10店のうち5店が販売を再開する。
近くの新潟小針店は再開するのだろうか。
製造者は「安心安全を売り」、消費者は「安心安全を買う」。
不二家は、消費者の信頼を取り戻せるか。
子どもたちに人気のある、あの「ペコちゃんポコちゃん」が街に戻ってくる。
おいしい笹団子だよ (イラストを模写)