勝負の世界に生き残りを懸けた3人男の明と暗と悲運

kanazu362007-03-28

勝負の世界に生き残りを懸けた3人の男がいた。
大相撲の大関栃東(30)とプロ野球中日中村紀洋
内野手(33)と大リーグパイレーツのキャンプに
マイナー契約の招待選手桑田真澄投手(38)である。
3人男に明と暗と悲運という厳しい結果がでた。
大関栃東の明と悲運
 春場所を8度目のかど番で迎えた。
 初日から5日目までが勝負と引退覚悟で土俵に上がった。
 気迫が相撲に、初日から7連勝とかど脱出まであと1勝。
 8日目に大関琴欧洲、9日目に大関白鵬と連敗。
 10日目に春日王破り8勝と勝ち越し、かど番脱出と引退の危機を乗り越えた。
 悲運が待っていた。
 12日目(3月22日)から「高血圧」で休場した。
 検査で過去に「脳梗塞」を起こした跡が発見された。
 「頭に異常があるのは怖い。続けるにしろ、辞めるにしろ、ゆっくりと休んで
 から考える」と。
 かど番脱出から一転引退可能性の悲運が。
・中日中村内野手の明
 オリックスとの契約更改決裂から自由選手となったが、中日落合博満監督に拾われた。
 育成選手契約から与えられたオープン戦でのチャンスを確実に生かし、9試合で
 打率0.154、2ホーマー、2打点の成績を残し、3月23日中日と支配下登録選手
 契約を交わした。
 背番号99。
 近鉄入団時の背番号「66」をひっくりかえした番号で、初心に帰り再スタートを切る。
 巷からは、開幕5番サードの声が聞こえてくる。
 年俸2億円の男が、400万円からのスタートで600万円にアップした。
・大リーグパイレーツ桑田投手の薄日と悲運
 巨人を退団した桑田投手は、夢の大リーグに挑戦した。
 大リーグパイレーツのキャンプにマイナー契約の招待選手として参加していた桑田投手、
 順調に成果を挙げ開幕メジャーかと薄日がさしかけた矢先、最後で悲運に襲われた。
 3月4日の1度目の登板 レッヅ戦で、1回を3者凡退に抑える
 3月9日の2度目の登板 ブレーブス戦で、2回投げ5安打3失点
 3月17日の3度目の登板 ツインヅ戦で、1回を1安打無失点に抑える
 3月22日の4度目の登板 ブルージェイズ戦で、1回を3者凡退に抑える
 3月26日の5度目の登板 ブルージェイズ戦で、1回3分の2を1安打無失点と
 抑え、メジャー入り濃厚かと思われた矢先に悲運が襲う。
 8回1死一塁からセンタ−前ヒットされ、三塁のベースカバーに入ろうとして球審
 衝突転倒右足首をねんざし途中降板した。
 メジャー開幕(4月2日)直前の負傷で開幕メジャーの夢は絶望か。
「人生一寸先は闇」。
地獄を見た3人の男の勝負の結果は、
大関栃東は、暗から明へそして悲運が
・中村内野手は、暗から明へ
・桑田投手は、暗から薄日へそして悲運が
長い人生には、怪我や病気はつきもの。
38歳の桑田投手、地獄からの再挑戦はあるのか。
ファンは桑田投手の再挑戦を期待する。
かど番を脱出したが悲運が (写真を模写)