あぁ選手が足りない不戦敗だ

kanazu362007-04-03

第79回センバツ高校野球は、今日が決勝戦
出場2回の常葉学園菊川(静岡)と守備重視の希望枠
初出場の大垣日大(岐阜)が初優勝を懸けて戦う。
両校の野球部員は、常葉学園菊川が31人、
大垣日大が32人である。
過去のセンバツ大会で少ない部員で甲子園を沸かせたチームがある。
「さわやかイレブン」「二十四の瞳」と騒がれた学校が。
さわやかイレブンとは、1974年のセンバツに出場した徳島池田高校のことだ。
選手の数が11人だったことから「さわやかイレブン」と呼ばれた。
11人の選手の活躍で、あれよあれよという間に決勝に駒を進めた。
決勝では、報徳学園(兵庫)に1:3で破れ準優勝に終わった。
二十四の瞳とは、1977年のセンバツに出場した高知中村高校のことだ。
選手の数が12人だったことから「二十四の瞳」と呼ばれた。
12人の選手の活躍が、3年前の池田高校の再来かと世間を驚かせた。
甲子園に旋風を巻き起こし決勝に駒を進めた。
決勝では、箕島高校(和歌山)に0:3で破れ準優勝に終わった。
わが母校、高田商業(新潟)も部員17人で夏の甲子園に初出場し、初勝利を挙げた。
日記を開いた。
1976年(昭和51)7月29日、新潟鳥屋野球場で行われた決勝戦
長岡高校を7:5と逆転し初優勝、夏の甲子園に初出場を決めた。
8月12日、2回戦となった初戦で福島高校(宮崎)を10:7で破り甲子園初勝利を
挙げ、球場に校歌が流れた。
この試合で4番松田千秋選手は、県勢第1号となるホームランを打った。
3回戦の中京高校(愛知)戦は、1:12で敗れた。
勝負に勝ち部員不足で試合に負けた学校がある。
全国高校選抜大会のレスリン団体戦に初出場した白根高校(新潟・旧白根市)。
選手不足で3勝2敗2不戦敗の3:4で北稜(熊本)に敗れた。
創部4年でレスリン団体戦に初出場した白根高校は、選手不足で7階級のうち
5階級しかエントリーできなかった。
1回戦の北稜との試合で、5人の選手は、3勝2敗と勝負に勝った。
しかし、2階級は選手不足で不戦敗、試合は3:4と惜敗し初戦を飾れなかった。
主将の稲川和城選手は「できればみんな取りたかった」
林雄一監督は「3人のポイントゲッターが確実に取れた。選手はよく頑張ってくれた」と。
4月からは、地元のレスリングクラブで経験した新1年生が入部し、部員も増えチームに
活気がみなぎる。
部員不足で泣いた白根高校、惜敗を糧に次の大会で初勝利を目指せ。
勝負に勝ったぞ (イラストを模写)