あぁけんか祭りの写真が

kanazu362007-04-12

二基のみこしがぶつかり合う懐かしい糸魚川
けんか祭りの写真が紙面に。
4月10日糸魚川市一の宮天津神社でけんか祭りが行われた。
・開催日 4月10日から11日
      けんかみこし 10日11:00から 
      舞楽奉納 10日から11日 13:00から17:30
・場 所 糸魚川市一の宮 天津神
・内 容 春の例大祭。みこしの蔵出しから禊、稚児抱きに肩車された稚児が
      並ぶ「お練」が始まり、お練が回り終えると二基のみこしの競り合いの
      「けんか」が行われます。
      みこしが激しくぶつかり合い、競り合いが数回繰り返され、境内が興奮に
      包まれます。
      境内が静まった午後からは舞楽の奉納が行われます。
祭りは、寺町と押上の若衆が重さ300キロを超すみこしを担ぎ境内を回り境内中央で
みこしを何度も何度もぶつけ合う。
ガツンガツンとみこしのぶつかる音が境内に響き渡る。
五穀豊穣と豊漁を祈願し勝負でその年の豊作と豊漁を占う。
寺町が勝てば豊作、押上が勝てば豊漁。
勝負は、神のみが知り誰にも勝負は分からない。
結局引き分け。
里は豊作、浜は豊漁。
天津神社は、第12代景行天皇の御代の創設にして第36代孝徳天皇の勅願所。
天津神社の舞楽は、俗に「稚児の舞」と呼ばれているが「大人の舞」もあり、重要
無形民族文化財に指定されている。
好天に恵まれた今年の人出は、昨年を1000人上回る1万2000人と新聞に。
神のみが知る今年の勝負は、里の豊作か浜の豊漁か。
舞楽の奉納が始まった。
境内に雅楽が流れ「動」から「静」の世界に。
日記を開いた。
昭和50年(1985)4月10日(水)晴 10:40けんか祭りを見る。
昭和51年(1986)4月10日(木)雨晴 朝から雨、雨の中でけんか祭りを見る。
昭和52年(1987)4月10日(金)雨 朝から雨、気温が下がり寒い中で
けんか祭りを見る。
糸魚川には、昭和49年4月から53年3月までの4年間単身で勤務した。
みこしがぶつかり合う1枚の写真が、日記を開かせ20年前の懐かしい思い出を
甦らせた。
けんか祭りを見る (写真を模写)