みどりの日と弥彦山

kanazu362007-05-06

5月4日は、「みどりの日」。
みんなで行動、一人ひとりが「地球の守り人」を
スローガンにする「地球の守り人」事務局では、今年は
「緑を増やそう。1℃下げよう」を合言葉に活動する。
テレビで「5月4日、今日は何の日ですか」との質問に、
「えーと、こどもの日の前日・・・違うの」と。
昭和60年の祝日法の改正により、国民の祝日にはさまれた平日(火曜日から土曜日の
場合)は、休日となった。昭和61年から実施。
祝日法」の改正により2007年(平成19)より5月4日は「みどりの日」となった。
みどりの日、孫と新緑を求めて弥彦山に登った。
弥彦競輪の開催日と重なり駐車場は混雑している。
登山道も多くの人で混雑している。
登山する者、ロープウェーで山頂を目指す者と。
家内が、孫に登山道脇に生えている植物を説明しながら頂上を目指した。
ゼンマイ・イカリソウハコベ・スミレ・エンレソウ・コブシ・シャガー等など。
ゴールデンウィーク、子どもと登る家族連れも多い。
1時間40分で登った。
9合目の広場も山頂奥の院の広場も人人人の波。
みどりの日の話題を新聞で拾った。
弥彦神社の珍しい「弥彦菊咲奥丁字桜」を三条市の保内公園に植樹
・国天然記念物・越後七不思議「数珠掛桜」が枯れ死寸前、後継樹を植え替え予定
 (京ヶ瀬・梅護寺)
新潟市舞平公園でソメイヨシノの苗木を植える市民記念植樹
親鸞聖人ゆかりの名所・旧跡が多い上越市五智地区蓮池公園に八重桜を植栽
中越地震で大きな被害を受けた小千谷市塩谷集落の県道にボランティアが
 マリーゴールドなどを植え「花の道」を完成
村上市瀬波温泉街では茶並木を作るため沿道に「さやまかおり」の茶の苗木を植樹
等と。
砂漠の緑化活動も盛んだ。
・NGO(非政府組織)「ペシャワール会」(代表中村哲)では、アフガニスタン
 かんがい事業を推進、柳12万本に縁取られた緑の帯となって乾いた大地を
 よみがえらせ、8千haの田畑を黄金の実りに変えた。
NPO法人特定非営利活動法人)「横浜アートプロジェクト」(代表榎田竜路)では、
 「粘土団子」を使い世界の砂漠に緑を増やそうと活動している。
 ケニアでスタートした活動では、ユーカリの幼木が赤道直下の乾いた土地で人の
 背丈までに成長した。
 緑化に使っている粘土団子は、植物の種子を粘土に包み、直径2から3cmの団子状に
 したため、昼夜の温度差による結露が接地面に集まり根を出す仕組み。
・公園造り「柏崎・夢の森公園」
 柏崎市軽井川に6月2日「柏崎・夢の森公園」がオープンする。
 東京電力柏崎刈羽原発の全号機完成を記念して建設、柏崎市に6月1日に寄贈する。
 広さは約30ha、土地造成と建設の費用は合計で約32億円。
 約30年分の維持管理費18億2千万円も5月1日柏崎市に寄贈した。
 園内は、里山の自然を生かした造りで、大池ではカワセミカイツブリなどの野鳥観察が
 でき「春の女神」と呼ばれるギフチョウが舞う森などがある。
 自生しているキタコブシの大木を公園のシンボルツリーにした。
・皇居・吹上御苑の自然観察会
 「みどりの日」の4日、皇居・吹上御苑での初の自然観察会が行われた。
 今年創設された「みどりの月間」にちなんで、天皇陛下が「国民と自然を分かち合い
 たい」と発案された。
 3万人以上の中から抽選で選ばれた一般参加者が都心に残された貴重な自然の中を
 歩いた。4日午前は約30人、午後は約70人。
 5日のこどもの日には、約300人の応募者から抽選で選ばれた小学4年から6年の児童ら
 91人が3回に分かれて苑内の自然を観測した。
樹木医が木の健康診断
 宇都宮市樹木医吉沢光三さんが、樹木内部の空洞を画像化すり装置を群馬大学
 共同で開発した。
 電子ハンマーでたたくと幹に取り付けた小型マイクが、打音の伝わり方を詳細に拾う。
 専用のコンピューターソフトが、音の周波数を解析して空洞の大きさを推定し、パソコンの
 ディスプレーに表示され樹木断面図上に映し出される。
 吉沢さんは「老齢木は内部から腐りやすい。早期発見のために木の健康診断を実施
 すべきだ」と。
緑の破壊は短期間でできるが、緑の再生は、短期間ではできい。
長い長い年月が必要だ。
みどりの日、庭に「かすみ草」「アスター」「百日草」「朝顔」の種を蒔いた。
真夏には、きれいな花が庭に咲く。
苗木を植える (イラストを模写)