記録を更新する人これを阻止する人

記録は何時か止まる。
大リーグで記録を更新していた日本選手の記録が止まった。
マリナーズイチロー外野手の「連続盗塁成功記録」と
レッドソックス岡島秀樹投手の「連続無失点記録」だ。
勝負の世界、記録を更新する人、これを阻止する人の攻防が凄まじい。
・マリナーズイチロー外野手とエンゼルスホセ・モリーナ捕手
　マリナーズイチロー外野手の「連続盗塁成功記録」が４５で阻止された。
　１７日のエンゼルス戦、７回無死一塁、カウント１−２でベンチのサインは
　ヒットエンドラン。
　イチローが二塁へ走る。
　打者ヒドロがサインを見落とす。
　ホセ・モリーナ捕手が二塁へ好送球。
　イチローが二塁でタッチアウト。
　昨年から続いていた連続盗塁成功記録は、「４５」で止まった。
　あと「５」と迫っていた大リーグ記録も夢と消えた。
　イチロー外野手の再挑戦が始まった。
　翌日の試合で、二盗・二盗・三盗と３個の連続盗塁成功を記録した。
・レッドソックス岡島秀樹投手とヤンキースポサダ選手
　レッドソックス岡島投手の「連続無失点記録」が１９試合で止まった。
　２２日のヤンキース戦、８回５点リードで登板。
　一死一塁後、３番・４番に連続四球で満塁。
　５番ポサダ選手を三塁ゴロに打ち取った。
　明暗が。
　併殺崩れで三塁走者が生還。
　失点１が記録され「連続無失点記録」は、１９試合で止まった。
　岡島投手のこれまでの成績は、２１試合登板、投球回数２２回３分の２、失点２、
　０勝０敗２セーブ、防御率０．７９
　同僚の松坂大輔投手とともに大活躍、レッドソックスの首位独走に大きく貢献している。
プロゴルフの世界にも凄い選手が現われた。
２０日の「マンシングウェアＫＢＳカップゴルフ」で高校生石川遼選手が、１２アンダーと
並み居るプロの選手を抑え初優勝した。
１５歳８カ月での優勝は、日本男子ツアー史上最年少で、高校生の優勝も初めての快挙。
優勝賞金２０００万円は、規定でアマチュア選手は獲得できない。
優勝賞金は、１１アンダーで２位の宮本勝昌選手が獲得した。
テレビで実況放送を観ていたが、１７番のバンカーショットからのバーディーには驚いた。
芝を転がるボールがポールに当たりそのままカップに吸い込まれる。
このバーディーが優勝に大きく左右、追撃するする後続選手を１バーディーの差で
振り切った。
優勝インタビューもすばらしい。
「文武両道が大事。勉強も頑張るし、ゴルフも頑張る。世界中のみんなから好かれるような
ゴルファーになりたい。タイガーウッズが目標です」と。
マリナーズイチロー外野手もレッドソックス岡島投手もゴルファーの石川選手も
記録更新に向け切磋琢磨する。
他の選手も記録阻止に向け切磋琢磨する。
勝負の世界、記録を更新する人、これを阻止する人の攻防が続く。
連続盗塁成功記録止まる　（写真を模写）