大相撲「龍鵬時代」の到来か

kanazu362007-05-29

日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会は、28日
夏場所15戦全勝優勝の大関白鵬を満場一致で横綱
推薦した。
これで大関白鵬の69代横綱昇進が事実上決定した。
大相撲夏場所千秋楽、大関白鵬は大熱戦の末横綱朝青龍
上手出し投げで破り、15戦全勝で2場所連続3回目の優勝を飾った。
28日の新聞には、名古屋場所の番付予想が出ている。
東の横綱白鵬、西の横綱朝青龍と。
4年ぶりの新横綱誕生でいよいよ「龍鵬時代」の到来か。
最後の東西横綱対決は、2002年(平成14)秋場所千秋楽の
貴乃花(65代横綱)と武蔵丸(67代横綱)戦である。
2007年7月名古屋場所千秋楽の朝青龍(68代横綱)と白鵬(69代横綱)の
東西横綱対決は、4年ぶりとなる。
横綱白鵬の誕生で朝青龍の一人横綱も21場所で終止符をうった。
初土俵からのスピード新横綱は、1位が朝青龍の25場所、2位が曙の30場所、
3位が白鵬の38場所、4位が貴乃花の41場所である。
最後の横綱対決の武蔵丸は、10位で59場所である。
幕下付け出しデビューの輪島は21場所で横綱に昇進)
最近の横綱昇進前2場所の成績は、貴乃花が2場所連続全勝優勝、朝青龍が2場所連続
14勝1敗の連続優勝、白鵬が13勝2敗と15戦全勝の2場所連続優勝である。
横綱の若年齢昇進は、1位が北の湖の21歳2カ月、2位が大鵬の21歳3カ月、
3位が白鵬の22歳2カ月で以下貴乃花と続く。
69代横綱白鵬の土俵入りは、宮城野部屋を再興した吉葉山と同じ不知火型。
太刀持ちは一門の安美錦、露払いは兄弟子の龍皇に内定と。
過去の東西横綱対決には、呼び名があった。
大鵬柏戸には「柏鵬時代」、北の湖と輪島には「輪湖時代」、貴乃花と曙には
「貴曙時代」と。
朝青龍白鵬にはどんな呼び名が付くだろうか。
私は、「龍鵬時代」と呼びたいが。
終盤4連敗でファンの期待を裏切った朝青龍、新聞にはケイコ不足のツケが一気に
出たのではないかと厳しい批判が。
名古屋場所は、若さと勢いの白鵬か。
リベンジに燃える朝青龍の逆襲か。
注目の名古屋場所は、7月8日が初日である。
日本の相撲フアンは、モンゴル勢同士の東西横綱対決以上に、夏場所で12勝3敗と
好成績を残した関脇琴光喜の2度目の大関への挑戦と大関取りの活躍に期待する。
名古屋場所大関琴光喜が誕生するか。
大相撲界は、「龍鵬時代」の到来か、それとも若さと勢いの「白鵬一強時代」か。
日本力士の巻き返しはあるのか。
白鵬横綱相撲 (写真を模写)