執念三度目の正直でカルガモ親子に巡り合う
新潟日報7日の夕刊1面に、西川(新潟市)の
水面を10羽のカルガモ親子が悠然と泳ぐ姿が。
一瞬、近くの西川でカルガモ親子の愛くるしい心温まる光景が、
見られるとは。
早速デジカメを持ちカルガモ親子の姿を求め、自転車で西川の土手を走った。
カルガモ親子が姿を見せた場所は、新潟市西区坂井2丁目地内。
西川の土手を須加橋から下流の小新ポンプ場水門まで自転車で走った。
執念が実り「三度目の正直」でカルガモ親子に巡り合えた。
・一度目 姿なし空振り
夕刊に記事が出た7日、16:30から18:30まで西川の土手を
自転車で走るも姿なし空振り。
・二度目 姿なし空振り
8日、朝5:30から7:30まで西川の土手を自転車で走るも姿なし空振り。
犬の散歩や農作業している人にカルガモ親子の様子を聞いた。
「昨日(7日)朝6時頃墓地の近くで見た」「朝消防訓練所の近くで見た」と。
・三度目 執念が実り三度目の正直でカルガモ親子に巡り合う
8日夕方16:30、須加橋から右岸を下流の亀貝橋まで土手を自転車で走る。
姿なし。
亀貝橋から右岸を下流のにじかけ橋まで土手を自転車で走る。
昨日姿を見たという墓地の脇を走る。
姿なし。
にじかけ橋から右岸を下流の開新橋まで土手を自転車で走る。
昨日姿を見たという消防訓練所の脇を走る。
姿なし。
開新橋から右岸を下流の小新ポンプ場水門まで土手を自転車で走る。
開新橋から小新ポンプ場水門までは約100m。
今日もだめかとあきらめたその時である。
犬の散歩をしていた2組の左岸の女性が「カルガモの親子が泳いでいるよ」と
大声で叫ぶ声が。
17:20、ついにカルガモ親子に巡り合えた。
親ガモのあとに6羽の子ガモが続く。
カルガモ親子は左岸に沿ってゆっくりと上流へ進む。
親が、コンクリートの窪みの中に姿を隠すと子も後を追い窪みの中に姿を隠す。
親が窪みから姿を見せると子は水面を飛ぶようにして親のあとを追いかける。
こんな動作を繰り返しながら、カルガモ親子は上流へと進む。
残念ながら私のデジカメでは左岸のカルガモ親子の撮影は無理だ。
17:30、カルガモ親子が突然右岸を目指し泳いでくる。
小新ポンプ場水門付近に来たときシャッターを切り、カルガモ親子をデジカメに収めた。
まもなくカルガモ親子は、赤い水門の下をくぐり水門の中に消える。
水門の奥がねぐらなのだろうか。
土手を下り水門の中をのぞくがカルガモ親子の姿は見えない。
今日はもう姿を見せないだろう。
夕方写真を印刷した。
西川の赤い水門とカルガモ親子が写っている。
残念ながら私のデジカメでは、親ガモの羽と子ガモが重なり子ガモの姿はよく見えない。
友人に「カルガモ親子に巡り合った奮闘記」と「カルガモ親子の写真」をメールで送った。
カルガモ親子に巡り合う (イラストを模写)