水を知り水害の恐ろしさを知る

kanazu362007-06-25

水の季節がやってきた。
新潟地方は、6月21日に梅雨入りした。
23日、新潟県下のトップを切って新潟関屋浜海水浴場で
海開きが行われた。
24日、2004年7月13日の水害の教訓を生かした行事が各地で行われた。
中之島では、泉田裕彦知事を迎え「水害復興記念碑の除幕式」が行われた。
石碑に知事が「人の輪 心の和み 永遠(とこしえ)に」と揮毫した。
三条市では、住民など1200人以上が参加し「水害対応総合防災訓練」が
行われた。
新潟市でも水害があった。
1998年(平成10)8月4日、新潟市を襲った集中豪雨で西川が氾濫、
坂井輪地区も浸水する被害を受け大堀幹線も約1m冠水した。
坂井輪に住む私も大堀幹線で車が浸水している現場を目撃した。
近くの大堀幹線道路に「平成10年8月4日水害水位冠水位置地面から0.73m」と
書かれた水位標が設置されている。
水を知り水害の恐ろしさを知るため6月3日には「浄水場」を、6月20日には「排水機場」と
ポンプ場」を見学した。
浄水場の役目
 新潟市は、信濃川阿賀野川から取水し浄水場で飲料水を作り各家庭に配水する。
 浄水場は、信濃川水系で9箇所、阿賀野川水系で5箇所あり、一日約56万7732トン
 の飲料水を作る。
 水に混じった泥やゴミなどは、浄水発生土として有効利用している。
・排水機場の役目
 地盤の低い新潟市を大雨による浸水被害から守る。
 大雨が降り河川が氾濫する恐れがある場合、配水機場のポンプが稼動し雨水を信濃川
 強制排水する。
 西区には、「西川排水機場」「新川河口排水機場」「鎧潟排水機場」等がある。
・下水道とポンプ場の役目
 下水道の役目は、
 大雨が降ったとき雨水をすみやかに排水し浸水から住民を守る。
 汚れた水を処理し、きれいにした水を放流することで川や海の水質を守る。
 ポンプ場の役目は、
 大雨が降ったとき雨水を下水道に集めてポンプ場に流す。
 ポンプ場は、ポンプを稼動して雨水を河川に強制排水して浸水被害を解消する。
 近くの西区には、「小新ポンプ場」「坂井輪ポンプ場」「大曲ポンプ場」等がある。
「災害は忘れた頃にやってくる」「天災は忘れた頃にやってくる」といわれる。
大雨被害は、梅雨時や梅雨明けに多く発生する。
朝から雨が降っている。
テレビからは、「新潟県下に大雨洪水注意報がでています」と。
水辺で (写真を模写)