高校進学と高校同期会

kanazu362007-07-04

封書が届いた。
高田商業高校昭和34年卒業生同期会開催案内」である。
開催日は9月20日 ・場所は南魚沼市湯沢町
東京在住者の便宜を図り、初めて故郷上越市高田を離れての
開催。
懐かしさに本棚の「高田商業高校同窓会名簿」を取り出した。
別の名簿が目に留まった。
昭和32年8月16日発行「高田市立大町中学校創立10周年記念同窓会名簿」。
懐かしさに開いた。
私は、昭和31年3月卒業の第9回生である。
クラスは7組、1組から6組までが50人、7組が48人。
卒業生は、348人(男186・女162)。
名簿に進路が記載されている。
高校進学者は、205人(男112・女93)。
就職者は、143人(男74・女69)。
進学率は58.9%(男60.2%・女57.4%)。
今の中学生には、想像もできないだろう。
5人の内2人が、中学を卒業して15歳で社会に出て働いたことを。
「12の春」や「15の春」の受検戦争が益々厳しさを増す。
新潟県では、2008年度から全日制普通科高校の全県一学区制が導入される。
誰でもが、通学区域による制限を受けることなく県内の好きな高校に進学できる。
7月2日県教育委員会は、受験者が殺到する新潟市中心部の進学校の学級を増やす
ことを発表した。
新潟高校普通科を1学級増し8学級とし募集人員は320人。
新潟南高校普通科の1学級減を撤回し現行の9学級を維持し
募集人員は360人。
2008年4月から佐渡市の両津高校校舎内に中高一貫校を開設する。
これで県内の県立中高一貫校は、阿賀黎明・村上・柏崎翔洋・燕・
津南・直江津と来年4月開設の両津と併せ7校となる。
今後は、2009年度には新潟市の市立で、2011年度には長岡地区
長岡市見附市出雲崎町)で中高一貫校を新設する予定である。
私立では、新潟第一・新潟清心・新潟明訓・長岡帝京
(平成17年から募集停止)の4校がある。
高校同期会開催案内状を受け取り、50年前の高校受験「15の春の戦い」
の思い出が脳裏に甦った。
昨年は、53年ぶりに小学校の同級会が開催された。
中学校の同級会は、いつ開催されるのだろうか。
9月20日には、湯沢で高校の同級生に会える。
どんな友に会えるだろうか。
顔と名前は分かるだろうか。
卒業アルバムを見ながら9月20日を待つ。
この友はあの友は (イラストを模写)