お盆と花めぐり

kanazu362007-08-11

お盆が近づき、盆花が街の夜店で売られホームセンターや
スーパーの店頭にも花が並び街に賑わいが。
浄土真宗端林寺から「坂井輪墓苑だより第40号」が届いた。
だよりに「於泥華(おでいげ)」と題し、
蓮の花を於泥華という 蓮は泥より生じて 濁りなき仏の花ひらく
蓮華は「高原の陸地には生ぜず、湿地の泥中より生じて濁りなき清らかな
花をさかせる」とお経に説かれますと。
お盆を前に花めぐりをした。
・蓮
 ・福島潟の蓮(8月5日)
  福島潟の湖畔に「遊潟広場」がある。
  広場の池には、淡いピンクのハスの花が咲いている。
  ハスの花の数も多くみごとだ。
  子どもたちが遊べる「ミズアブリ池」があり、池に浮島がある。
  「ミズアブリ池」のキャッチフレーズがおもしろい。
  “みんないっしょに入って落ちてどろんこだ”
  泥んこになったら、自然館で洗って下さいと。
 ・高田城址の蓮(8月9日)
  上越市高田の高田城址公園で「上越はすまつり」が開かれている。
  もう盛りを過ぎたのだろうか、例年よりハスの花の数が少なく、
  人影も平日で少ない。
 ・新潟白山公園の蓮(8月10日)
  新潟白山公園蓮池の蓮は、今が満開で池は薄いピンクの色に染まる。
  池の周りを歩き、階楽館橋・獅子山・美由岐賀岡(みゆきがおか)・東屋
  等から蓮池を眺めた。
  どの場所から見てもすばらしい。
・ひまわり
 ・大池いこいの森駅前広場(8月9日)
  ほくほう線大池いこいの森駅前広場には、今年もひまわりが咲き乗客を
  楽しませる。
上越市諏訪減反田のひまわり(8月9日)
 NPO法人「食の工房ネットワーク(小川雅子理事長)」は、2年前から
 上越市諏訪地方の減反田を活用してひまわり畑を作り観光PRしている。
 ひまわり畑の片隅に特設のやぐらが建てられている。
 高さ3mの展望台からひまわり畑を一望できる。
 黄色い花が夏風にゆらゆたと揺れる。
 ひまわり畑の隣に芳沢(謙吉)記念公園がある。
 公園内には、銅像と米南荘(謙吉の雅号)がある。
 芳沢謙吉は、諏訪村の出身で外務大臣を歴任した。
・菱ケ岳山麓の花(8月9日)
 ・ヤスズカキスゲ
  山麓のキューピットバレースキー場のリフト脇にユリ科のヘメロカリス
  の黄色い花が咲いている。
  ヘメロカリスはキスゲの仲間で、花は、朝咲いて夕方にしぼむ一日花。
  安塚では大々的にPRするため、今年から花の名前を「ヤスズカキスゲ」と
  命名した。
  売店で株苗が即売されている。
  菱ケ岳(1192m)中腹にある菱ケ岳ゴンドラ山頂駅(960m)の
  登山道入口に咲くヤスズカキスゲの黄色い花が登山者を歓迎する。
 ・ジャコウソウとエゾアジサイ
  菱ケ岳ゴンドラ山頂駅周辺は、遊歩道が整備されている。
  案内板に、遊歩道で今見れる花は「ジャコウソウ」「エゾアジサイ」と。
  遊歩道は一周300m、所要時間約10分。
  菱ケ岳山頂まで片道約40分。
  遊歩道を歩きジャコウソウとエゾアジサイを見た。
・高田城址公園オオウバユリ(8月9日)
 高田城址公園の三階櫓近くの小山にオオウバユリが、淡いクリーム色の花を
 咲かせている。
 今年はもう盛りが過ぎたのだろうか、花の数が少ない。
・新潟白山公園のルリタマアザミ(8月10日)
 公園内の一角に淡いブルーの玉を沢山つけたルリタマアザミが咲いている。
 解説板に「東ヨーロッパ、西アジア原産の多年草。夏に茎の先端に青色の
 頭花を多数球状につけます(キク科)」と。
・新潟白山神社朝顔展示会(8月10日)
 新潟白山神社境内で、新潟大輪朝顔会主催の「朝顔展示会」が開催
 されている。
 朝にすばらしい花を咲かせる朝顔、午前9時に会場を訪れた。
 色とりどりの大輪の花が、会場を彩る。
 大輪一等賞の「浪花の藤」の直径は、19センチもある。
 朝顔の即売もしていた。
 1鉢1500円、種は1袋300円。
花めぐりでいろんな花を楽しんだ。
次はどんな花にめぐり会えるだろうか。
花めぐり (イラストを模写)