萬代橋誕生祭と修学旅行の思い出   新潟駅・萬代橋・小林百貨店

kanazu362007-08-26

日本の名橋新潟「萬代橋」の78回目の誕生祭が、
信濃川やすらぎ堤で8月25日開催された。
萬代橋78回目の誕生祭」と言う懐かしい文字に
55年前(昭和27年)の小学校の新潟修学旅行を思い出した。
6年生の修学旅行は、1泊2日の新潟旅行だった。
懐かしい新潟旅行の思い出の新潟駅萬代橋・小林百貨店が甦る。
新潟駅
 1897年(明治30)11月20日中蒲原郡沼垂町竜ガ島に沼垂駅が
 開設された。
 1904年(明治37)5月3日新潟市弁天1丁目に新潟駅が開設された。
 1958年(昭和33)4月29日新潟市花園1丁目へ現在の新潟駅が移転した。
 修学旅行で降りた駅は、弁天橋の旧新潟駅だった。
萬代橋
 駅を出て左に曲がり少し歩くと萬代橋が見えた。
 萬代橋を渡った。
 こんな大きな橋を渡るのは初めてである。
 しかもコンクリートの立派な橋だ。
 初代の木造橋は、明治19年に竣工。
 (明治19年11月から明治41年3月)
 2代目は、明治41年3月の新潟大火で初代の橋が消失、明治42年12月に
 竣工した。
 (明治42年12月から昭和4年8月)
 3代目は、大正11年の大河津分水路の完成により、川幅が770mから
 270mと3分の1に縮小されたため、永久橋のコンクリート製に架け替えられ
 昭和4年8月23日に竣工し現在に至る。
 萬代橋は、平成16年国の重要文化財に指定された。
 萬代橋の悲劇(萬代橋事件)
 1948年(昭和23)8月23日、新潟港開港80周年記念の花火大会を
 見ようと3000余人の人が、萬代橋に押し寄せた。
 午後9時30分頃突然橋のコンクリート製欄干が崩れ100人余の人が信濃川
 転落、死者11名・重軽傷者29名を出す大惨事となった。
 この事故以来、新潟まつりの花火大会では、萬代橋など信濃川の橋梁上での立ち
 止まっての花火見物は禁止された。
・小林百貨店(現新潟三越
 新潟市に1907年小林百貨店が誕生した。
 1978年三越が小林百貨店を傘下に、1980年新潟三越に改称。
 修学旅行の時初めて小林百貨店に入った。
 土産に水飴とバナナを一本買った記憶が甦る。
 思い出の三越も、来年4月に伊勢丹経営統合することが決まった。
 新潟三越新潟伊勢丹は、今後どうなるのだろうか。
萬代橋誕生祭(8月25日・26日)
 25日、萬代橋の78回目誕生祭に孫と二人で参加した。
 孫が、夏休み限定の「ワンコインバス」に乗りたいと言い、会場へは
 バスに乗って行った。
 イベント会場は、信濃川右岸の「やすらぎ堤万代シテイ側」と左岸の
 「みなと・さがん新潟グランドホテル側」の2箇所。
 右岸と左岸の移動には、水上タクシーのウォーターキャプが運行されていた。
 萬代橋の右岸まで歩き、右岸から左岸まで水上タクシーに乗った。
 孫は、舟に乗るのは初めてと喜んだ。
 小中学生の萬代太鼓の演奏・音楽専門校生徒の楽器演奏・津軽三味線の演奏
 ・民謡連盟の民謡等など。
 柳都観光の目玉として今年10月から新潟市内の観光地を走る三輪電動自転車
 「ベロタクシー」の無料試乗会が行われていた。
 試乗会では、萬代橋の西詰めから東詰めまで走る。
 整理券を受け取り30分待って乗った。
 ベロタクシーの定員は2.5人。
 ベロタクシーの旅は、約10分。
新潟市の消防艇が、萬代橋の誕生をお祝いして信濃川で空に向け放水していた。
萬代橋誕生祭のおかげで、孫と水上タクシーベロタクシーに乗ることができ
夏休みの楽しい思い出の1コマとなった。

あれが萬代橋 (イラストを模写)