玄関先で訪れる人の心を癒すスズムシ

kanazu362007-09-07

台風9号は、7日午前2時ころ神奈川県
小田原付近に上陸し北北東に進んでいる。
新潟地方は一日雨の予報。
午前5時過ぎから雨が降りだした。
窓を開け外も見た。
青空と灰色の雲の中に虹が・・・
角を曲がるとスズムシの鳴き声が聞こえてくる。
だんだんと鳴き声が大きくなる。
鳴き声は、我が家の玄関先からだった。
スズムシを飼い出したのは、新潟の有明台のアパートに
住んでいた時のことだからもう27年にもなる。
今年の観察日記には、
・6月16日物置から飼育ケースを取り出す
・6月28日ふ化が始まる
・8月12日初鳴き
・飼育ケース
 飼育ケースはプラチックで、中に砂を敷き流木を入れ隠れ家をつくる
 置き場所は玄関先
・オスとメス
 ・オス 羽の幅が広くナナメにスジがある(体系は太っている)
 ・メス 羽の幅がせまくタテのスジがある(体系はやせてすらっとしている)
     おしりに産卵のための長い管がある
 鳴くのはオスで、鳴くときは羽をM字形に広げ羽と羽をすり合わせリーンリーンと鳴く
 音色が心を和ませ心を癒す
・餌
 市販の鮒粉とナス
 キュウリも与えたが暑さですぐ腐るので、今はナスだけ
・交換(嫁入りと婿取り)
 近親交配をさけるため飼育仲間と毎年ふ化後にスズムシ交換する
 今年は二人の人と交換した
 我が家のスズムシが他家に嫁ぎ、他家からは婿が来た
 大河津分水資料館を見学した時、資料館でオス2匹とメス2匹をプレゼントされた
・庭に放す
 数年前、スズムシの数が多くなったので庭に少し放した
 庭から元気なスズムシの鳴き声が聞こえ、心が和み癒された
 しかし、自然界は厳しく庭のスズムシは、次の年はふ化しなかった
 庭での放し飼いは、今はしない
 今年もまもなく産卵の時期が来る
 飼育ケースの中のスズムシの姿を見れるのもあと少しだ
 まもなく冬眠の準備に入る
 やがて飼育ケースは、階段の下の物置で春を待つ。
我が家の玄関先で訪れる人の心を癒す、スズムシの鳴き声もあと2か月。
庭からは、コオロギとスイッチョンの鳴き声が聞こえる。

スズムシの鳴き声が (イラストを模写)