弥彦温泉街を歩くウオークラリーに参加

kanazu362007-09-19

9月15日から9月30日まで
弥彦温泉の史跡や町並みを巡る
「弥彦ウオークラリー」が開催されている。
気温が35度を超し真夏日に逆戻りした
17日「弥彦ウオークラリー」に参加した。
弥彦神社前の土産店で「弥彦ウオークラリー」のマップを受け取り、11箇所の
史跡や町並み巡りに出発した。
11箇所を巡り番号順に頭文字を並べると言葉ができると言う。
・1「あ」火の玉石
 願い事を祈念して石を持ち上げそのときの重さが自分の予想した重さより軽ければ
 願いが叶う。重ければ叶わない。
・10「こ」祓戸神社(四柱大神)
 4月1日と11月1日に鎮魂祭に厳修されるが、その前に罪穢れを祓う神事が行われる。
・8「の」一の鳥居
 両部鳥居と呼ぶ型で高さ8.5m、柱間6m。この親柱は4柱の稚児柱で支えられ、
 地面に着かず6cmほど浮いている。
・11「と」行在所
 約130年前、明治天皇北陸巡幸の際(明治11年)弥彦神社の元神主五十嵐盛厚氏の
 邸内に新築されたお休み所の跡。
・9「み」火宮神社
 弥彦神社末社の1社。弥彦はたびたび大火に見舞われたため、火を鎮めるため、
 迦具都知(かぐつち)大神を祀った。
 神殿は杉の大木に囲まれている。
・7「ま」たこけやき
 樹齢800余年、高さ30m、胴回り8mの老けやき。
 大蛸が足を8本ひろげたような枝ぶりから「蛸けやき」と名づけられている。
 そばに住吉神社があったことから別名「住吉神社の大欅」。
・2「め」聖人清水
 浄土真宗親鸞聖人が林部宅の裏の竹林の一隅を持参の杖で突いて仏に念じたところ、
 たちまち水がコンコンと湧き出たと伝えられている。
 人々はこの聖人の徳を喜び「聖人清水」と呼ぶようになった。
・6「や」上諏訪神社
 諏訪神社男神様、建御名方命をお祀りしている。
 目通り6.1m、樹高30m、推定樹齢300年の大欅がある。
・3「の」鈴木権宮司
 1802年(享和2)建築。
 明治天皇北陸巡幸の際(明治11年)、随行した岩倉具視等が泊まったという。
・5「ご」鬼のはがた
 富士山の噴火石、鬼のはがたといわれる石切出し鏨跡も残っている。
・4「か」弥彦駅
 1916年(大正5)10月16日に開業。
 社造りの駅舎は、約90年前に建てられた。
 終着駅のようで始発駅。
 屋根の鬼瓦に描かれている動物は「兎」。
看板の説明文を読みながら2時間30分かけて「弥彦ウオークラリー」の11箇所を歩いた。 
11個の頭文字を番号順に並べると「あめのかごやまのみこと」となった。
景品受け渡し場所の弥彦駅前の観光案内所にマップを提出した。
係りの人は「正解です」と言いながらマップに完走のスタンプを押した。
記念品入の袋と「おやひこさま系図」を渡された。
袋の中は、弥彦菊まつりの絵葉書2枚と箸炭が入っていた。
箸炭には、「大切な森林資源から作られた割り箸は、一度使えば捨てられる運命です。
そこで、弥彦の旅館から出る使用済み割り箸から木炭を作りました」。
「箸炭は、インテリアに!・花壇に!・お風呂に!御利用下さい」と効能書が。
「おやひこさま系図」には、「弥彦の大神(天香山命・あめのかごやまのみこと)さまは、
天照大神(あまてれすおおみかみ)さまの、ひ孫です」と。
温泉街の各通りに飾られた色鮮やかなのぼりが、秋風に揺れ街に彩を添える。
温泉街は「弥彦ウオークラリー」を楽しむ多くの人々で賑わっている。
かわいい子どもの声が聞こえる。
「あったよ。あったよ。鬼のはがたは、5番だよ」。
親と子が、孫と祖父母が、マップを見ながら楽しく街を歩く光景に暑さを忘れさせる。

5番見つけたよ (イラストを模写)