古代の夢とロマンを誘う古代史が面白い

kanazu362007-09-29

「縄文古木」が、新潟県中越沖地震という
目覚まし時計の震動(ベル)で目覚め、
海面に浮かび上がりその姿を見せた。
柏崎から出雲崎の海底に「縄文古木」が眠る。
縄文古木は、水深75mから100mの海底約20キロにわたり分布している。
新潟県は、8月上旬からこれまでに12回の回収作業を実施し、地元漁協と合わせ
約290トンを回収した。
古木は、縄文中期から後期のもので、小さい物は10センチ4方・大きい物は直径
40センチ、長さ1m程度。
引き上げ当初は海水を吸って重い、柔らいが乾燥すると割れて崩れやすくなるという。
県水産課では「加工も難しく、何に使うか見当もつかないが、処分費用の削減のため
欲しい方に無料で差し上げる」と発表した。
無料配布は、9月26日旧出雲町小学校で行う。
事前申し込みが必要で募集者は、100人の予定。
26日は、旅行と重なり申し込みを断念した。
13日の新聞には、申し込みが殺到、わずか1時間で予定の100人に達し募集を
締め切った。
27日の新聞には、旧出雲町小学校のグランドにうずたかく積まれた古木の山から
気に入った「縄文古木」を探す真剣な姿の写真が紙面を飾る。
写真を見ながら「残念私も参加したかった」。
せめて縄文古木の現物だけでも見たいと27日、陸揚げされた出雲崎漁港へ見学に
出かけた。
残っているかどうか心配だった。
縄文古木は、すべて旧出雲町小学校のグランドに搬送され港には残っていないのでは
ないかと。
運が良かった防波堤の2箇所に搬送できなかったほんの少しの縄文古木が残っていた。
現物を見、古木にさわり持ち上げた。
土の塊のようである。
古木は、陸揚げされてからこの場所で天日にさらされ乾燥しておりもろい。
二つに割れた縄文古木の断面を見ると木であったことがわかる。
県水産課では、「まだ海底に大量の古木があり、今後も回収する。場合によっては
もう一度無償配布を検討したい」と。
2回目の募集があれば応募したい。
・坂井輪の歴史を知る地域探訪講座
 9月25日から「坂井輪の歴史を知る」坂井輪地域探訪講座が始まり受講生となった。
 第1回は、坂井輪の成り立ち(古代から中世)
 地元坂井輪の織立遺跡や的場遺跡の話しもあった。
古代の夢とロマンを求めて遺跡めぐりや展示会があれば積極的に参加している。
 ・遺跡めぐり
  8月23日織立遺跡を見学
  8月23日的場遺跡を見学
  8月30日五千石遺跡の発掘現場を見学
 ・展示会
  8月21日「西暦647年にいがた“渟足柵の謎にせまる”」展を観覧
  8月30日「古代ロードと古志の里八幡林官衛遺跡をめぐる」展を観覧
古代の夢とロマンを誘う記事が紙面を飾る。
 ・駒首潟遺跡(新潟市亀田早通) 
  「資人」と記す木簡確認、越後国と都に太いパイプ?(9月12日新潟日報
 ・纏向(まきむく)遺跡(奈良県桜井市) 
  3世紀「神の顔」国内最古の木製仮面出土(9月27日新潟日報
 ・延命寺遺跡(上越市下野田) 
  土地賃借示す最古の木簡(9月28日新潟日報
遠い未知の世界へ。
古代の夢とロマンを誘う古代史が面白い
古代の夢とロマンが、土の中に眠っている。
ある日突然世紀の大発見が・・・

縄文古木を選ぶ (写真を模写)