床屋と髪

kanazu362007-10-06

9月20日越後湯沢で開催した
高校同期会の記念写真が届いた。
撮影の時一人が「フラッシュの必要なし・・・
頭から光が出ているから」と。
笑いの中でシャッターが切られた。
皆同じ67歳。
白髪まじりの者、頭が輝いて者、額が広がり輝きを増している者等など。
床屋と髪にまつわる珍しい新聞記事を見つけた。
9月下旬、旧巻町赤鏥の遍照寺で毛髪供養祭が行われた。
10月1日遍照寺を訪れ「真髪観世音菩薩」をお参りし、これからの永い髪との
付き合いを祈った。
・床屋
 昭和40年、職場研修で新潟市川岸町の寮に入った。
 寮の近くに新潟理容美容専門学校があった。
 理容美容専門学校では、実習生の理容研修のため希望の寮生に無料で散髪を
 実施した。
 安月給、無料散髪が魅力である。
 当時の理髪代は、幾らだったのだろうか。
 何回も協力した。
 今の若者ならば、無料の実習散髪よりも、金を払って好みの髪型を選ぶだろう。
・毛髪供養祭
 新潟市西蒲区の理容師・美容師の人たちは、40年以上も前から日ごろ切り落として
 捨てられる髪の毛への感謝の気持ちを込めて遍照寺で毛髪供養祭を行っている。
 遍照寺の境内には、床屋さんが繁盛するようにと願いを込めた「真髪観世音菩薩」が
 建立されている。
 関係者は、豊かで美しい髪の毛を持つ真髪観世音菩薩像の台座に約200束の髪の毛を
 “納髪”、焼香し手を合わせた。
 西蒲理容組合事務局の長谷川松夫さんは「日ごろは、お客さんの生きた髪の毛を刈って
 商売している。髪の毛に感謝したい」と。
・遍照寺の真髪観世音菩薩
 遍照寺の山門をくぐると、本堂右側に真髪観世音菩薩が建っている。
 左側に真髪観世音菩薩の由来が書かれた立看板があるが、風雨で文字が所々消えて
 読めない。
 遍照寺住職に真髪観世音菩薩の由来を聞こうと訪ねたが不在であった。
昔、コマーシャルで「髪は、長い友だち」と宣伝していたのを思い出した。
「床屋と髪」には、懐かしい思い出が・・・
・髪の毛の豆知識(インターネットから抜粋)
 ・人の髪は何本くらいある?
  日本人は、約10万本。
  ちなみに、毛色によって本数は異なり、ブロンドなら14万本、褐色なら11万本、
  赤毛なら8万本と言われている。
 ・髪は何年で生え変わる?
  男性なら約3から5年、女性なら4から6年。
 ・1日に自然に抜けるのは何本くらい?
  50本から60本程度。
  このくらいなら薄毛の心配ナシ!
 ・人の髪の毛は1か月にどのくらい伸びる?
  約1cm程度。

後ろ髪に・・・ (イラストを模写)