大相撲の灯は

kanazu362007-11-11

秋場所後、時津風部屋の新弟子死亡問題で
揺れた相撲界。
大相撲の灯は。
九州場所は、今日11月11日が初日。
11月7日のNHKテレビ、クローズアップ現代
新弟子死亡問題「揺れる大相撲」を放送した。
入門希望者の辞退などで応募者があるのかと懸念されたが、11月1日の新弟子検査
には、玉ノ井・陸奥錣山・木瀬の各部屋から一人ずつの4人が応募した。
合格者は、内臓検査の結果を待って初日の今日発表される。
陸奥部屋の石原将伸(16歳)は、祖父母から強烈に反対されたが「相撲界は
自らの力を出せるところ。自分で反対を押し切った」と。
木瀬部屋日体大相撲部出身の緒方政和(22歳)は「ニュースは見たけど、そんな
ことがあったんだと思ったくらい。周囲の反対も全然なかった」と。
九州場所担当の出羽の海親方(元関脇鷲羽山)は「夢を持って入ってくる若者は貴重な
人材です」と。
放駒親方(元大関魁傑)は「(相撲界には)いろいろあったが、希望者は意を決して
人ってきた。強くなるように頑張ってほしい」とエールを送った。
10月29日、九州場所の新番付が日本相撲協会から発表された。
横綱2・大関4・関脇2・小結2前頭32(うち1は空席―時津海の親方就任)
十両28・幕下120・三段目200・序二段250・序ノ口73
計713力士(うち空席1あるため712力士)。
部屋数は53。
10月6日の日本経済新聞に過去10年間の新弟子入門者数が出ていた。 
・1998年 102人 ・1999年 137人 ・2000年 100人
・2001年 114人 ・2002年 91人 ・2003年 1114人
・2004年 131人 ・2005年 137人 
・2006年 87人
 ・2006年初 7人 ・2006年春 59人 ・2006年夏 11人
 ・2006年名 1人 ・2006年秋 3人 ・2006年九 6人
・2007年 97人(うち4人は予定)
 ・2007年初 8人 ・2007年春 73人 ・2007年夏 7人
 ・2007年名 0人 ・2007年秋 5人 ・2007年九 4人(予定)
1980年代には、毎年150人前後が入門。
若貴フィバーの1992年・1993年には200人の大台を超えた。
その後は、減少の一途で2002年には100人を割ると、2006年は87人にまで
落ちた。
今回の新弟子死亡問題で大島部屋大嶽部屋など複数の部屋で入門を断られるケースが
あった。
一年納めの九州場所の見所は、
・東正横綱白鵬の連続優勝なるか
・11度目のかど番大関魁皇が勝ち越しかど番を脱出かそれとも引退に追い込まれるか
・胆石が発覚した大関2場所見の琴光喜の復調は
・場所前に古傷の右ひざを痛めた琴欧洲は活躍できるか
・新制時津風部屋の力士の活躍は
 (暴行に関与したとされる兄弟子三人は九州場所を全休する)
・新入幕で11勝と大活躍し敢闘賞を受賞した豪栄道の活躍は
・怪我で泣く把瑠都幕内と十両の往復が続く今度は幕内で大きく勝ち越すか
・番付の不運に泣く豊真将は三度目の正直で役力士に昇格できるか
・ロシア出身の期待の新幕内若ノ鵬間垣部屋・19歳)が新入幕三賞を獲得するか
・郷土力士東十両4枚目の霜鳳は大勝ちし幕内へ復帰できるか
新十両市原(木瀬部屋・2006年アマチュア横綱・23歳)の活躍は
・幕下4枚目下田(追手風部屋・2005年学生横綱・23歳)の新十両昇進なるか
・2007年学生横綱榎本翔太(東洋大
 榎本翔太(東洋大)選手は、11月3日の全国学生選手権大会で優勝、2007年
 学生横綱に輝き大相撲の幕下15枚目格付けの資格を獲得した。
 「首の怪我があるので職業にするのは無理」、卒業後は日本通運に就職「実業団で
 相撲を頑張りたい」ときっぱりと大相撲入を否定した。
横綱朝青龍騒動と帰国
 横綱朝青龍の2場所出場停止と九州場所千秋楽までの謹慎処分が25日で解除される。
 横綱朝青龍の再来日は11月26日となる見込み。
 予定では、横綱審議委員に謝罪、その後記者会見。
 12月2日の大分県で始まる冬巡業から復帰する予定。
 再起を目指す横綱朝青龍
 強い横綱朝青龍の姿が、来年の初場所から見られるか・・・ 
苦闘する三大関、初日の対戦相手は琴光喜安馬琴欧洲雅山魁皇稀勢の里。 
相撲フアン期待の大相撲九州場所が始まった。
大相撲の灯は・・・
九州場所の優勝力士は。

弟弟子の恵子を見る (イラストを模写)