大蔵菅名山麓を歩き植物を観察

kanazu362007-11-15

新潟県自然観察指導員の会から
11月7日「菅名岳観察会」の案内が届いた。
案内には「紅葉のブナ・カツラ・トチの木。
いまや有名などっぱら清水、そして麓の吉清水。
菅名岳には自然がいっぱい。中腹の椿平までの周回コースです」と。
会員の妻と二人で参加した。
参加者は会員6名(男3・女3)
コースは、
・吉清水
・大蔵山登山道駐車場から大蔵山登り口
・大蔵山登山から菅名山登り口・椿平へ
・椿平から新江川・トチの木大木。
・トチの木大木からどっぱら清水入り口
・どっぱら清水入り口から菅名山登り口
・菅名山登り口から大蔵山登り口を経て大蔵山登山道駐車場へ
午前10時に駐車場を出発した。
道端に冬イチゴが赤い実を付けツタウルシが木に絡みついている。
登山道の右側は新江川が流れる。
登山道の両脇にはサワアザミの紫の花が咲きせせらぎの音が。
「葉は食べられます」と。
急に香ばしい薫りが漂う。
こんな山奥にもパン屋が・・・
香ばしい薫りはカツラの葉の匂い。
落ち葉を何枚か集め匂いをかいだ。
ほんのりと甘い匂いが。
ヤマイモのツルが。
地下は自然じょうで上はムカゴ。
木をゆするとぱらぱらとムカゴが落ちてくる。
ムカゴを口に。
懐かしい味が。
山肌に筒のような赤い実の固まりが。
マムシ草の実。
茎の一部にまだマムシのような斑紋が残っている。
ノブドウの薄青い実が。
実に虫が入ると色が変わる。
三五郎橋を渡ると大蔵山へ。
橋のたもとに大蔵山登山登山道入り口と書かれた登山案内板がある。
・大蔵山 沢コース(登り)2時間20分 階段コース(下り)1時間40分
・菅名岳 丸山尾根コース(登り)2時間40分 (下り) 2時間
       五葉コース(登り)3時間 (下り) 2時間30分
       保養センターコース(登り)3時間30分 (下り) 3時間
       咲花コース(登り)3時間30分 (下り) 3時間
・大蔵山山頂から菅名岳山頂縦走コース
 ・大蔵山―菅名岳 1時間20分 ・菅名岳―大蔵山 1時間20分 
・どっ腹清水まで 行き 60分 帰り 40分
橋を渡らず新江川の上流を目指す。
12時05分川の途中から菅名岳山頂分岐点コースの沢を登り尾根へ。
12時46分沢を登り尾根を歩き椿平到着、昼食。
13時22分椿平出発、新江川を目指し沢を下る。
ハクウンボクの木の皮が木に絡みついている。
13時42新江川に着いた。
水辺に森の巨人たち百選の「菅名岳大トチ」の大木がそびえる。
看板には、推定樹齢350年・樹高25m・幹周り7.4mと書かれたいる。
川を下る。
14時11分標柱に左どっぱら清水・右大蔵山登山道駐車場と。
どっぱら清水は次回に回し右側の大蔵山登山道駐車場コースを進む。
14時41分朝の菅名岳山頂コース分岐点へ(ここからは朝のコースと同じ)
15時40分大蔵山登山道駐車場到着、解散
大蔵山菅名岳周辺一帯は、「菅名岳・郷土の森」に指定されている。
案内板には、ここ菅名岳周辺は、澄んだ空気と、透き通る水のせせらぎ、樹齢三百年以上の
ブナ、カツラ、トチノキ等の巨木をはじめユキツバキの群落など原生的な自然が残っている
貴重な地域となっています。・・・
平成6年9月 五泉市
新潟県自然観察指導員の会では、毎年春と秋菅名岳周辺で植物観察会を実施する。
4月に新会員なったばかりで初めての山の植物の観察会に参加した。
草・花・木など山で沢山の植物の観察ができ楽しい観察となった。
次回は、「寒九の水くみ」で有名などっぱら清水まで行って見たい。

あの花は (イラストを模写)