街に響く師走の足音

kanazu362007-12-01

もう12月、今日から師走。
街に響く師走の足音を最近の新聞から拾った。
・苗場スキー場初滑り
 快晴となった11月17日、この秋一番の
 冷え込みとなった。
 湯沢町三国の苗場スキー場で新潟県内のトップを切ってオープン、約1000人の
 スキーヤースノーボーダーが初滑りを楽しんだ。
・11月の最高積雪津南で76センチ
 冬型の気圧配置が強まった新潟県内は、11月22日上中越の山沿いを中心に
 大雪となった。
 津南町で76センチに達するなど、各地で11月としての最高値を記録。
・新潟で初霜・初氷を観測
 11月20日朝新潟県内は、放射冷却現象のため上越市高田で氷点下1.4度、長岡市
 で同0.1度など、各地で今冬一番の冷え込みで平年より3日から10日も早い初霜・初氷
 を観測した。
野沢菜漬け込みが最盛期
 魚沼市の大沢加工では、地元産の野沢菜を使った野沢菜漬け込みが最盛期
 を迎えている。
 故郷高田では、野沢菜をかぶ菜と呼び越冬食品だった。
 飴色に染まったつややかな肌と歯応え。
 懐かしい田舎の味かぶ菜が、スーパーの店頭に並ぶ。
・ル・レクチエの出荷始まる
 11月21日、旧白根市のフルーツフラワ−しろねで、冬の味覚の王様として知られる
 「ル・レクチエ」の出荷始まった。 
 黄色に熟したル・レクチエが、師走の街の店頭に並ぶ。
・菅原神社で合格祈願祭
 11月25日「ごを書く(合格)石」で知られる旧栃尾市の菅原神社で恒例の合格
 祈願祭が行なわれた。
 学問の神様、菅原道真公を祀る菅原神社では、1992年から石に「五」や「ご」
 などの文字を書く「合格石」を受験者に提供している。
 卵ほどの大きさの石をお守りにして受験に臨み、願いが成就したら神社に納める。
・わらづかい講座でわらじ編み
 雪国の冬の風物詩のわら草履作りの「わらづかい講座」が、11月25日上越市
 横畑の「ゆったりの家」で開催された。
 わら草履は、生活の必須品で昔はどこの家にもあった。
・年末ジャンボ宝くじ発売
 一等・前後賞合わせて3億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」が、11月26日発売された。
 1等2億円 74本・1等の前後賞5000万円 148本。
 抽選は12月31日。 
・落ち葉で焼き芋大会
 11月26日妙高市下町の真宗大谷派新井別院境内で、近くの保育園児がイチョウ
 葉の落ち葉を集め「焼き芋大会」を開催、おいしそうに焼き芋をほお張った。
・厳冬に備えヨシぶき屋根のふき替え
 11月26日新潟市福島潟にある古民家「潟来亭」で厳冬に備えヨシぶき屋根のふき
 替え作業が始まった。
 ヨシぶき屋根の修理は、2005年から毎年一面ずつ行なわれ3年目の今年は北側。
・除雪機の出張点検修理始まる
 豪雪で知られる上越市の高田周辺で、11月26日除雪機の出張点検修理が始まった。
佐渡で温州ミカンの収穫作業始まる
 11月26日佐渡市大杉(旧赤泊村)で温州ミカンの収穫作業始まった。
 収穫したミカンは貯蔵され12月中旬に初出荷する予定。
 佐渡農業普及指導センターによると市場出荷できるほどの量産は珍しいと。
・古志高原スキー場4シーズンぶりに再開
 中越地震で営業が中止されていた旧山古志村の古志高原スキー場は、12月22日
 4シーズンぶりに再開する。
 11月28日には、リフトのいすの取り付け作業が行なわれオープンに向けた本格的な
 作業が始まった。
 営業は、金・土・日と祝日。
光のページェント新潟駅南のけやき通りで電球の取り付け
 JR新潟駅南口のけやき通りで、ケヤキ並木を電飾で彩る冬の風物詩「NIIGATA
 光のページェント」の電球の取り付け作業が11月27日始まった。
 光のページェントは1998年に始まり今年が20回目。
 約1キロのけやき通りのケヤキ約200本に26万個の電球が取り付けられ、12月
 14日に点灯式が行なわれる。
・切り干し大根作り
 新潟市小針の八百屋さんの軒先で、11月28日切り干し大根作りが始まった。
 大根の皮をむき、細長く切り、ひもで編んで干す。
 干し上がった切り干し大根は、正月料理の松前漬けやはりはり漬けに使われる。
・「おけさ干し柿」作り
 佐渡の名産おけさ柿。
 おけさ柿の干し柿作りが佐渡全土で最盛期を迎えている。
 島内のあちこちでオレンジ色の柿がつるされている。
 仕上がった干し柿は12月下旬ころから土産用として出荷される。
新潟県立植物園で「クリスマス展」開催
 旧新津市金津の県立植物園で「クリスマス展」が開催されている。
 高さ約6mのウラジロモミのクリスマスツリーにイルミネーションが飾られ、
 ツリーを中心に、ポインセチアシクラメンなど約600鉢の花が並ぶ。
・冬の珍鳥ハクガンの大群飛来
 11月28日、国内渡来数が例年1けた台といわれる珍鳥ハクガンが、上越市大潟区
 朝日池に25羽も飛来した。
 朝日池にハクガンが訪れるようになったのは、1993年ごろからで毎年2羽から
 9羽が飛来する。
 これは国内に渡来するハクガンの大部分を占めるるという。
・ネズミをテーマーに「ちぎり絵体験教室」の開催
 12月8日、燕市吉田の吉田公民館でネズミをテーマーにした初心者の向けの
 「ちぎり絵体験教室」が開催される。
・「白い恋人」販売再開(北海道)
 賞味期限の改ざん問題で販売を停止していた、北海道の代表的な土産「白い恋人」の
 販売が、11月22日3カ月ぶりに再開された。
 旅行者の反応は・・・
・京都南座の歌舞伎公演「吉例顔見世興行」(京都)
 出演する役者らの看板を劇場正面に掲げる「まねき上げ」が11月25日行なわれた。
 顔見世興行は11月30日から始まった。
熊野那智大社宝物殿のえと大馬絵の掛け替え(和歌山県那智勝浦町
 11月29日熊野那智大社で、宝物殿の回廊に飾られているえと大馬絵の掛け替えが
 あり、一足早くイノシシから来年のネズミにバトンタッチされた。
 大馬絵は、縦2.6m、横3.6m。
一年納めの12月。
街に響く師走の足音にまじり「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る ・・・」の
メロデーも流れる。
近くの家のテラスに大きなサンタクロースの人形が飾られている。

孫と街を歩く (イラストを模写)