動く市政教室「生活の基盤」浄水場と市場見学

kanazu362007-12-12

NPO坂井輪地域学では、新潟市の動く市政教室を
利用し、11月29日「生活の基盤」浄水場と市場を見学した。
会員22名(男16・女6)が参加した。
新潟市信濃川浄水場新潟市祖父興野)
 新制新潟市には、浄水場は、信濃川水系で9箇所、阿賀野川水系で6箇所の計15箇所
 ある。
 市内三大浄水場は、青山浄水場(15万立方m)、阿賀野川浄水場(106310立方m)、
 信濃川浄水場(8万立方m)。
 玄関を入ると、「NPO坂井輪地域学のみなさまようこそ」のテロップが流れる。
 「安全でおいしい水を作る・源水から蛇口まで」のビデオを観た。
 水は、海水が蒸発し雲となり雨となり川を流れてまた海へ戻る。
 この循環の繰り返し。
 川から海までの中間に「生活の基盤」となる水を作る浄水場がある。
 施設を見学。
 取水口から取り入られた信濃川の水は、
 沈殿池―活性炭ろ過池―中間塩素混和池―急速ろ過池―配水池―ポンプ場
 高架配水塔―家庭へ
 高架配水塔の高さは53m・直径26m。
 53mの高架配水塔をエレベーターで昇り屋上から市内を展望した。
新潟市中央卸市場(新潟市茗荷谷
 新潟市茗荷谷に新しく新潟市中央卸市場がオープンしたのが5月21日。
 敷地面積は、26万7600平方メートルで東京の大田市場に次いで全国第2位。
 施設は、水産物卸売場と青果卸売場と花き卸売場の3棟に分かれている。
 新潟市中央卸市場は、私たちの生活に欠かすことのできない野菜・果実・水産物などの
 生鮮食料品や花きを全国から大量に集め、適正な価格ですばやく分荷するために、
 「卸売市場法」に基づき、農林水産大臣の認可を受けて新潟市が開設し、管理・運営
 している公設の総合卸売市場。
 これまで新潟市の卸売市場は、4箇所に分散していた。
 青果物を取り扱う新潟市中央卸市場が上所島に
 水産を取り扱う新潟魚市場が万代島
 花きを取り扱う市場が2箇所で、新潟園芸市場が津島屋に新潟本町生花市場が近江に
 係員の説明で新潟市中央卸市場の様子をビデオで観た。
 見学者通路案内図の順路に沿い見学者デッキを歩き「水産物卸売場」と「青果卸売場」を
 2階から見学した。
 午前11時を過ぎており「競り」は既に終わり市場に人影はない。
動く市政教室に参加し「生活の基盤」を担う浄水場と市場の役割を知った。

市場を見学(イラストを模写)