街を歩き版画展を観る

kanazu362007-12-16

昨15日、年賀状の受付が始まった。
版画で手作り年賀状を作る人も多い。
アークオアシス新潟店では、“木版画
手作り年賀状に挑戦!“と講習会を開催する。
資料の手順表には、「道具―下絵を張る―彫る―刷る」と書かれている。
新潟大学あさひまち展示館では、
「高橋信一と佐渡版画村作品展」の開催に合わせ版画体験教室を開催した。
暮れの街を歩き版画展を見た。
・新潟の木版画展(旧亀田町袋津・ギャラリーエム)
 版画家渡辺欣次先生を中心に新潟市で版画活動する仲間15人の作品展が開催
 されている。
 職場で一緒に仕事をした先輩後輩二人の作品もある。
 先輩は、県展の版画部門で奨励賞などを受賞した清野修治、はさ木・奥阿賀の早春・
 きりん山等を出品していた。
 後輩は、山田茂、日本そばや・ほおずき・雪の原等を出品していた。
・版画の魅力展(新潟市東中通・楓画廊)
 大下百華・佐竹邦子・涌田利之・佐藤恵美など作家20人の木版画・銅版画作品80点 
 が展示されている。
 作家はいずれも県外人。
・坪内好子帰国新作版画展(新潟市新潟県民会館
 東欧スロバキャから、一年半余の創作活動を終えて帰国した話題の版画家坪内好子さん
 の新作30点余が展示されている。
・高橋信一と佐渡版画村作品展(新潟市旭町通・新潟大学あさひまち展示館)
 わが家には、勤続30周年記念に購入した版画家高橋信一さんの版画「とき」が
 飾られている。
 版画には、高橋信一・100分の43と書かれている。
 会場には、「高橋信一と佐渡版画村」のことが紹介されている。
 佐渡・否日本の版画家を代表する一人に高橋信一(1917−1986)がいる。
 高橋は、佐渡で高校の教師をしていたが退職後島内各地で版画講習会を開き“佐渡
 彫る”をテーマーに身近な生活の道具や島の暮らしや風景を彫る版画づくりを島内に
 推奨した。
 「佐渡を版画の島に」という彼の願いは、小佐渡山中の旧真野町青山を起点にやがて
 全島に広まった。
 そして各所の地域版画グループを母体に統合され、ここに「佐渡版画村」が生まれ、
 1984年には、旧相川裁判所の建物(1888年・明治21年建築)を利用して
 佐渡版画村美術館オープンした。
 高橋信一は朱鷺(黄色)・船小屋・防雨の浜の3点、
 金子治作(舛)、小桑輝雄(佐度の冬)、福島利子(いっぷく)、須田芳子(登校)、
 中堀均(いそねぎ)、藤井キヨミ(山の田)
 等など。
今年も友人から木版画手作りの年賀状は届くだろうか・・・

木版画教室 (イラストを模写)