白鳥とカモとトキ

kanazu362007-12-17

17日は、新潟市内も朝から雪が降り出した。
雪を喜ぶ小学生の元気な声が聞こえる。
12月11日、久日ぶりに旧水原町の瓢湖を訪れた。
白鳥飛来数は、5029羽と掲示されている。
餌付けは、午前9時・午前11時・午後3時の3回。
午前11時を過ぎており餌付けを見ることができなかった。
白鳥とカモとトキの話題が新聞に。
阿賀野川下流中州のハクチョウSOS(12月11日新潟日報
 新潟市の横雲橋から大阿賀橋までの約4キロ間の中州周辺では、近年4000から
 5000羽の白鳥が飛来する。
 宅地化が進んだ阿賀野川下流域が銃猟禁止となったため、それより上流にある中州に
 白鳥が集まるようになった。
 しかし、中州周辺の流域は宅地が少なく銃猟禁止区域ではない。
 そのため毎年11月15日の狩猟解禁日の日の出と同時にカモを撃つ銃声が鳴り響き、
 驚いた白鳥が一斉に逃げ出す。
 白鳥の保護か猟場の確保かで、愛鳥家と猟友会で議論が続く。
・おとりに誘われカモついフラリ(12月12日新潟日報
 おとりを使ってカモを捕る冬の風物詩「無双(むそう)網」猟が新潟市新田で最盛期を
 迎えている。
 12月13日、「無双(むそう)網」猟の現場を新潟市黒鳥の所有者本間忠良(63)の
 許可を得て見た。
 現場は、人気のない新田地内の田圃の一角にあった。
 約1反の田圃に水が張られ、片角の柵の中におとりのカモがいた。
 その脇にヨシで作られた監視小屋がある。
 監視員が小屋のスイッチを押すと4本の竹竿が半円を描くように跳ね上がり網を広げ
 田圃を覆いかぶしカモを捕獲する。
 多いときには、一晩でマガモオナガガモが20から30羽捕れると。
佐渡トキ保護センターのトキ
 ・野生復帰施設へトキ12羽を移送(12月13日新潟日報
  2008年秋に予定されている試験放鳥へ向け12日、トキ12羽を佐渡トキ保護
  センター野生復帰ステーションへ移送した。
  12羽は繁殖ケージで環境に慣れた後、1か月ほどで順化ケージへ移り野生復帰に
  向けた飛行や採餌訓練を開始し、試験放鳥に備える。
  これで、2008年秋に予定されている試験放鳥へ向けステーションの順化ケージ
  で訓練しているトキは17羽。
 ・トキ4羽東京多摩動物公園に移送(12月14日新潟日報
  佐渡トキ保護センターで飼育されていたトキ4羽が13日午前、東京・多摩動物公園
  に移送された。
  分散飼育を行なうことで、鳥インフルエンザなど大量感染の危険を減らすのが目的。
  トキが佐渡以外で飼育されるのは、1981年の野生トキの全鳥捕獲以降初めて。
  これで、佐渡トキ保護センターで飼育中のトキは91羽とった。
2008年秋にはトキも試験放鳥される。
トキもコウノトリのように佐渡の大空に舞う雄姿が見られるか。

無双網の点検 (写真を模写)