受験戦争12の春15の春18の春と22の戦い

kanazu362008-01-10

1月19・20日の両日実施される
大学入試センター試験を控え東京学館
新潟高の3年生が、年末から2泊3日の日程で
ホテルで受検合宿の様子が新聞テレビで報道された。
2008年の受験戦争の幕開けである。
子どもたちには、12の春・15の春・18の春と続く受検戦争と22の就職戦争の
長い戦いが始まる。
・12の春
 新潟県内の県立中高一貫校は、村上・柏崎翔洋・直江津・燕・津南・阿賀黎明・佐渡
 7校。
 2009年4月に新潟市立高志高校内に中高一貫校が設置される。
 県立7校の志願状況が発表された。
 村上:募集定員80・志願者数151・柏崎翔洋:募集定員80・志願者数84・
 直江津:募集定員120・志願者数199・燕:募集定員80・志願者数140・
 津南:募集定員80・志願者数94・阿賀黎明:募集定員40・志願者数29・
 佐渡:募集定員80・志願者数119
 で阿賀黎明が定員割れ。
 私学の中高一貫校は、新潟第一中学校・新潟清心女子中学校・新潟明訓中学校・
 長岡帝京中学校(募集停止中)の4校。
 県立中高一貫校の12の春の戦いは、1月12日が入試で合格発表は1月20日。
 私学の中学校の戦いは、1回目が12月中に終了、2回・3回目が1月中に実施される。
・15の春
 2008年新潟県内の公立高校の入試は「全県一学区制」導入で、新潟市内の人気高校
 への受験生増加で競争激化が予想される。
 公立の推薦入学試験が2月8日に実施され合格内定は2月15日、公立の最終志願倍率
 が発表されるのは2月29日。
 3月7日が一般選抜試験で合格発表は11日 、二次試験は3月21日で合格発表は
 24日。
 学校や塾関係者は「親や子は、安心して公立を受けられるよう、私立と併願する
 子どもが多くなるのでは」と。
 私立高校の入試は1月中旬に実施される。
・18の春
 2008年の大学入試センター試験は1月19・20日の両日実施される。
 2008年度の大学入試センター試験の出願状況は、
 ・高等学校卒業見込者:428012人・高等学校卒業者:108666人
 ・そのた:6704人 合計:543382人
 新潟市の予備校代々木ゼミナール新潟校では、1月5日出席者約250人が「合格」と
 書かれた鉢巻を締め出陣式を行なった。
 目指すは志望校合格。
・22の戦い
 人生最後の就職戦争は、社会人門出の登竜門。
 2009年春卒業予定者の大学生や短大生らを対象にした合同企業説明会「就職縁日」
 が1月4日、新潟の朱鷺メッセで開催された。
 22の戦いの始まりである。
 景気回復と団塊の世代の大量退職を背景に企業の積極的な採用姿勢が続く。
 しかし、米サブプライム住宅ローン問題などで国内景気の先行きに不透明感が出ており、
 採用に影響が出る可能性も・・・。
 ユニクロが1月3日ニューヨークでセミナーを実施したところ定員10人に対し応募者が
 2千数百人もあったと。
・合格祈願あれこれ
 様々な合格祈願の話題が巷に
 ・旧栃尾菅原神社の合格祈願祭
  毎年11月の第4週の日曜日受験者らが集まり、石に「ご」や「五」を書いて
  合格を祈願する。
 ・菓子に合格を託す
  栗山米菓(新潟市)では「合格ばかうけ稲荷」を期間限定で2007年12月24日から
  2008年1月末まで販売する。
  亀田製菓新潟市)では「合格するぞ!ハッピーターン」を期間限定で12月下旬から
  2008年1月末まで販売する。
  ハッピーがターンするが名前の由来。
 ・すべりとめまんじゅう
  上越市板倉区は、かつては国内有数の地滑り地帯だった。
  1992年に日本で最初の本格的な「地すべり資料館」ができ、その後地滑り防止
  工事にわいた。
  地元の人たちが知恵を絞り、滑り止め効果をうたったアイデア商品を生み出した。
  お守りやお札などと並び「すべりとめまんじゅう」がデビューした。
  今では合格祈願にまんじゅうを買う人が・・・
小学6年生から始まる受験戦争。
12の春が終れば15の春がそして18の春が待つ。
最後は22の就職戦争が・・・
人間の戦いは、死ぬまで続く。

難しい問題だ (イラストを模写)