レルヒ祭と雁木通りの町家めぐり

kanazu362008-02-07

親戚の葬儀で久しぶりに
故郷高田に帰った。
街中で「2008レルヒ祭」と
「越後高田町家三昧冬ノ巻・雁木通りの町屋と歴史めぐり」
のポスターを見つけメモした。
生家旧金津憲太郎桶店も紹介されている。
・2008レルヒ祭(スキー発祥97周年)
 明治44年(1911)、日本のスキーの歴史はここから始まった。
 レルヒ祭(2月10日)は、明治44年、日本に始めてスキー術を伝えたオーストリア
 軍人レルヒ少佐の遺徳を顕彰して開催するイベント。
 スキー発祥の地・金谷山スキー場を会場に、当時のスキースタイルを再現した一本杖
 スキーの披露や地元小学生による金谷山太鼓の披露や幻想的なたいまつ滑走
 (前夜祭9日)大花火大会などが開催される。
 例年雪不足に悩まされていたが、今年は6日現在約60センチの積雪があり一本杖スキー
 もたいまつ滑走も行なわれるだろう。
・越後高田町家三昧冬ノ巻・雁木通りの町屋と歴史めぐり
 レルヒ祭に合わせ雁木通りの町屋と歴史めぐりも開催される。
 まちなみ散策ミニツアーは、9日・10日の2日間午前11時と午後2時。
 まちなみ散策ミニツアー参加の希望者は、懐かしい「角巻やとんび」を着ることが
 できる。
 コースは、旧今井染物店―きものの小川―町屋交流高田小町―あわゆき組連絡所―
 旧金津憲太郎桶店
 ・旧今井染物店:今話題の映画「ふみこの海」のメインロケセットとして遣われた
            高田最古の町家の内部を公開。映画撮影風景の紹介もある。
 ・きものの小川:昭和初期の呉服屋の町家。店内をのぞいてみれば、高田の町家の
            魅力を最大限に感じることができる。
 ・町屋交流高田小町:築100年の町家を再生・活用した集会施設。
 ・あわゆき組連絡所:「こんな町家で暮らしてみたい」と思わずそんなため息がもれる
               高田の町家屈指の見事な吹抜け空間は必見。
 ・旧金津憲太郎桶店:桶職人の仕事道具や、懐かしい生活道具がそのまま残る奇跡の
               空間!(ガイド有)。
10日午前11時から町屋交流高田で小町高田在住の児童文学家杉みき子さん自らによる
朗読会が開催される。
金谷山にある日本スキー発祥記念館では「日本が見たレルヒ少佐そしてスキー」展が
2月24日まで開催される。
真冬の幻想の世界の話題が各地から届く。
猪苗代町猪苗代湖では、厳冬期に強風によって波しぶきが岸辺の樹木などにかかり、
 氷ってできる「しぶき氷」が現れはじめ、幻想的な世界が約150mにわたり広がり、
 大勢の人が観光に訪れている。
・長野県の諏訪湖では、1月30日、湖面の氷の割れ目がせり上がる自然現象「御神渡り」が
 2年ぶりに確認され、2月2日拝観式が行なわれた観光客で賑わっている。
北海道伊達市の洞窟内に、岩肌から落ちた水滴が氷ってできる「氷筍(ひようじゅん)」数
 100本が立ち並び、わずか届く光を反射して幻想的な雰囲気を醸しだしている。
地元では氷筍を見るためのエコツァを開催している。
故郷高田のレルヒ祭や雁木通りの町家めぐりにはどれほどの人出で賑わうのだろうか。

これが仕事場か (イラストを模写)