山や里や海の生き物たち

kanazu362008-02-13

乱獲で一時絶滅寸前となった国の特別天然記念物
アホウドリを、噴火のない安全な島で繁殖させるため
伊豆諸島の鳥島から約350キロ離れた聟島(むこじま)まで、
ひなをヘリで移送し引越しさせる。
花札に「猪鹿蝶」という役がある。
札は「萩に猪」「紅葉に鹿」「牡丹に蝶」。
子どものころ、猪は野を荒し・鹿は山を荒しすと教えられた覚えがある。
花札で鹿が出ると「山荒しが出たぞ。役(やく)札だ」と。
新潟県内の山や里にイノシシやカモシカが出没したと新聞に。
山や里や海から生き物の話題を新聞から拾った。
・山
 ・イノシシ
  ・1月下旬柏崎市の米山山中系の中腹で新潟県猟友会柏崎支部のメンバー3人が
   1日でイノシシ5頭を捕獲した。
  ・1月下旬十日町松之山の山中でイノシシ5頭が一挙に捕獲された。
   イノシシが異常なほど増え、1月に入り十日町津南町で約25頭も捕獲されている。
 ・カモシカ
  胎内市の胎内スキー場にカモシカ3匹が頻繁に出没する。
  出没する場所は、現在閉鎖となっている旧スキー場「カモシカゲレンデ」付近。
・里
 ・ハィチョウ
  ・1月29日、新潟市女池北の路上で散弾銃の鉛玉をのみ込み、鉛中毒で衰弱した
   コハクチョウが保護された。
  ・1月26日、阿賀野市の瓢湖オオハクチョウの幼鳥がトラバサミに左足を
   挟まれているのが発見され。
   2月7日、市職員が捕獲に成功保護された。
   保護されたオオハクチョウは、県愛鳥センターに送られ治療を受けている。
 ・オオシシクイ
  暖冬の影響で飛来数が、1月25日には例年の5分の1ほどの約1000羽に減った
  オオシシクイ、2月に入り全国的に寒波の戻りで再び南下、6日には約4400羽が
  確認された。
 ・シジュウカラガン
  6日、日本への飛来が珍しいシジュウカラガンの群れ24羽が、新潟市の福島潟に
  飛来した。
  観察したビユー福島潟は「過去4回確認しているが、これほどの数ははじめて」と。
 ・トキ
  環境庁は5日、佐渡市新穂の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化
  ケージに、新たにトキ10羽を移すことを決め12日移された。
  これで順化ケージのトキは15羽となり、この中から今秋に予定される試験放鳥の
  トキが選ばれる。
・海
 ・キタオットセイ
  1月19日、村上市の柏尾海岸に姿を見せたキタオットセイ
  1月22日に保護され新潟水族館「マリンピア日本海」治療を受けていたが介護の
  甲斐もなく2月6日死んだ
 ・ゴマフアザラシ
  7日、上越市直江津海岸の砂浜でゴマフアザラシが“日なたぼっこ”する姿が確認
  された。
  過去にも上越地域の海岸で目撃されたことがあったが、人目に付く場所に長く滞在
  するのは珍しい。
  上越保健所は「夜になると海に餌を取に行くなど元気なので、今のところ保護を
  考えていない」と。
 ・サケガシラ
  10日、胎内市の海岸を散歩中の人が浜辺に打ち上げられた深海魚「サケガシラ」を
  見つけた。
  体長は170センチで県内では3年ぶりの発見。
県内の山や里や海から生き物たちの話題が届く。

海辺を歩く (イラストを模写)