新潟とマンガ

kanazu362008-02-21

昨年12月9日「第10回にいがたマンガ大賞」が決定した。
新潟県は、水島新司ドカベン)・高橋留美子犬夜叉)・
小幡健(デスノート)をはじめ100名を超えるマンガ家を
輩出する。
新潟市内にはマンガ専門学校もあるマンガの街だ。
にいがたマンガ大賞
 にいがたマンガ大賞は、新潟市で開催されているマンガコンテスト。
 日本だけでなく世界でも珍しい自治体の主催によるマンガコンテストで、
 にいがたマンガ大賞実行委員会と新潟市の主催により開催されている。
 前身は1997年に開催された「新潟市マンガコンテスト」。
 このコンテストが好評であったために1998年から「にいがたマンガ大賞」として
 開催されるようになった。
 第10回の応募総数 294、入賞数 19、入選数 84。
 ・にいがたマンガ大賞は「逃げる男と追う女」(本寄直助・新潟市
 ・こどもにいがたマンガ大賞は「鈴の音如き 漆黒の窓」(水瀬蒼・新潟市
 にいがたマンガ大賞を受賞した本寄直助はペンネーム。
 本名は奥山直人さんで新潟大学の学生、高校2年生のとき、集英社週刊少年ジャンプ
 ストーリーキングネーム部門で奨励賞を受賞している。
 2月23・24の両日りゅーとぴあで「第10回にいがたマンガ大賞」フェスティバル 
 が開催される。
日本アニメーション専門学校作品展(第四銀行古町店)
 銀行のロービーには、未来の漫画家を目指す日本アニメマンガ専門学校の生徒たちの
 作品22点が飾られている。
 優秀作品の中には、
 ・双子の法則(鈴木いこ・福島県)は、第44回CSP期待受賞作
 ・オカルト彼女と僕の・・・(風吹ささら・新潟県)は、第188回MLSベストルキー賞受賞
 などなどの生徒の力作が。
 テーブルの上には、マンガエッグ(生徒作品集)NO19・20・21の3冊が置かれいる。
・書店に復刻漫画コーナー(万松堂・新潟市古町)
 書店の一角に、
 「昭和30年頃、貸し本屋があった 夢中で読んだ あの漫画
 懐かしい復刻漫画 あの頃の元気が甦る!!」
 “マンガで少年時代にタイムスリップ”
 と書かれた看板が。
 懐かしい復刻漫画本が並ぶ。
 ・ロボット三等兵(前谷惟光) ・まぼろし探偵団(桑田次郎
 ・少年ケニヤ(原作:山川惣治・漫画:石川球太) 
 ・キック魂(原作:梶原一騎・漫画:南波健二)
 ・のら犬の丘(原作:真樹日佐夫・漫画:石井いさみ) 
 ・甲子園の土(原作:梶原一騎・漫画:一峰大二
 などなど。
 中高年者が立ち止まり懐かしそうに手に取る。
・はんが甲子園(相川高)
 高校球児が版画で夢の甲子園へ。
 「第八回全国高等学校版画選手権大会(はんが甲子園)」が3月22日佐渡市相川栄町
 で開催される。
 新潟県から唯一出場する相川高校のメンバは全員が野球部の1年生。
 野球より一足早く版画で甲子園に出場する。
水島新司マンガストリート(新潟市古町)
 「ふるまちモール5」は、鍛冶小路と新津屋小路に挟まれたわずかな距離だ。
 駐車場に大きな看板が掲げられている。
 「水島新司マンガストリート」と大きな文字で、その下に野球マンガ
 巨匠水島新司先生は新潟市の出身。
 青春時代には古町に遊びに来ることも多かったようです。
 その水島先生が生み出した数々の人気キャラクターが、等身大の銅像となって、
 アートな街宣言のシンボルとして古町5番町に登場しました。
 躍動感あふれる人気キャラクターの迫力をお楽しみ下さい。
 通りには「ドカベン」に登場する7選手の銅像が並ぶ。
 山田太郎ドカベン)・岩鬼正美・殿馬一人・岩田鉄太郎・水原勇気(女性投手)・
 里中智・影浦安武(あぶさん
 銅像を見るだけでマンガの世界に引き込まれる。
・マンガの思い出
 数年前パソコンの講習会で一人の女性と出会った。
 調べたい人がいるのでインターネットで調べる方法を教えてほしいと頼まれた。
 調べる人の名は「高橋留美子」。
 検索した名前を見て驚いた。
 高橋留美子さんとは「犬夜叉」等のマンガを描く有名な女性漫画家。
 画面を見て「私の娘です」と。
娘に笑われた「女性漫画家の高橋留美子を知らないとは・・・」と。
新潟はマンガと縁の深い街であるころを改めて知らされた。

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