海・河原・湖などから春の響きが

kanazu362008-02-27

23日から25日のかけ日本列島は大荒れ。
関東地方では春一番が吹き、新潟県地方は高波と強風で
大きな被害が出た。
重軽傷者は13人、建物被害は85棟。
県は25日、「2・24冬季風浪被害対策連絡会議」を設置、
被害状況の収集や復旧に向けた対策を検討している。
新潟県上越地方の春の風物詩「妙高山のはねうま」が、
雪解けを待たず一足早く子ども用の玩具として木馬で登場と新聞に。
風に乗って海・河原・湖などから春の響きが聞こえる。
・海(新潟青山海岸・風紋)
 22日、青空に誘われ新潟青山海岸まで足を伸ばし、冬場の季節風が浜辺の
 大キャンバスに描く芸術的な風紋を見てきた。
 浜で作業をしていた人が、風の通り道にはいつも風紋ができると。
・河原(信濃川やすらぎ堤・チューリップの芽)
 15日、吹雪の中信濃川のやすらぎ堤を歩いた。
 土手の桜や柳はまだ芽を出していないが、河原の花壇のチューリップは、積もった雪を
 押しのけもう小さな芽が顔を出している。
 芽の周りの雪が解け丸がいくつもできている。
 春にはチューリップの赤・黄・ピンクの花が人々を楽しませる。
・湖(佐潟・白鳥)
 23日、午前7時半からの佐潟探鳥散歩観察会に参加した。
 白鳥の数も日に日に少なくなる。
 北に帰るからだ。
 2月15日の佐潟の白鳥数は、は2123羽。
 2月22日(金)は、オオハクチョウ66羽・コハクチョウ1841羽の計1907羽。
 過去2年間の北への旅立ちは、
 2006年2月17日の896羽が、2月24日には77羽、2月26日には0羽。
 2007年2月16日の1310羽が2月23日49羽に。
 白鳥の数とともに潟にも春の足音が。
 次回2月29日の観察日には1907羽の白鳥が、何羽になっているだろうか。
 やがて白鳥が佐潟から姿を消す。
・ロビー(新潟市役所・アザレヤ)
 新潟市役所本館1階ロビーに「食と花の名産品」に指定されているアザレアを
 メーンにしたフラワーアレンジメントが展示さられ訪れる人を楽しませている。 
・畑(家庭菜園・タマネギの追肥
 2月10日の市報にいがた家庭園芸欄に「タマネギの追肥」の記事が出ていた。
 「タマネギの根は2月末には動きは始めます。そのころに肥料が不足しないように、
 即効性の野菜用の化成肥料を追肥し、花芽の形成を抑えます。積雪がある場合は雪解け
 後、早めに追肥します」と。
 初めて家庭菜園である。
 早速近くのホームセンターで化成肥料を買い畑にまいた。
 2回目の追肥は球が太る4月上旬と。
 どんなタマネギが初収穫できるか。
・庭(彼岸花の葉)
 彼岸花にも「葉」のあることを知っている人はどれくらいいるだろうか。
 彼岸花は「曼珠沙華」「葉なし草」等などと呼ばれる。
 花の咲く時期には葉が無い事から「葉なし草」の由縁も。
 多くの草が枯れている冬、わが家の庭の一角に青々とした緑の葉が茂っている。
 彼岸花の葉だ。
 冬の寒い時期に葉を伸ばし栄養を蓄え、他の草花が活動する夏には葉を枯らし夏の
 休眠に入る。
 そして秋に真っ赤な花を咲かせる。
間もなくわが家の庭の雪割草や鉢の福寿草も芽を出すだろう。
海・河原・湖などから春の響きが日ごとに大きくなる。

春を求めて (イラストを模写)