街を歩き版画・写真・ポストカードなど美の世界に出会う

kanazu362008-03-11

新潟市春一番が吹いた2月29日、新潟市内を歩き
版画や写真やポストカードなど美の世界に出会った。
・銀行の壁に新潟百景の版画が(新潟市新古町版画通り)
 新潟市に新古町版画通りと呼ばれる通りがある。
 通りの一角北越銀行古町支店の壁に、新潟市在住の植木須美子さんの版画「新潟百景」
 が飾られている。
 万代橋・白山神社護国神社・旧県庁・県政記念館・電鉄駅・鍋茶屋・安吾の碑・異人池・
 日和山などなど約30点。
 年配者は懐かしい風景に足を止め版画を観る。
斉藤仁写真展(新潟市上大川前通・東北電力グリーンプラザ)
 「にいがた彩四季“雪さと”」斉藤仁写真展が開催されている。
 1960年東京で生まれ現在は南魚沼市に定住し写真活動を行なっている。
 「八海山の冬景」「八海山の夕景」「雪柱」「雪比」「雪帽子」「霧氷」などなど雪に
 かかわる写真が並ぶ。
・宮越友理ポストカード展(新潟市上大川前通・東北電力グリーンプラザ)
 会場に入ると「いじめ、不登校、病から・・・ポストカードに託した切なる想い」と
 書かれた大きな掲示版が。
 ポストカードから呼びかける「ハートフルメッセージ」が、多くの人心をとらえ勇気づける。
 「上手になんか生きなくていい 一生懸命生きればいい」
 「キミの笑顔で幸せになれる人がいる キミの言葉で救われる人がいる
 キミがいるだけで生きていける人がいる」
 などなど。
 プロフイルには、中学2年の時いじめに遭い、卒業まで不登校を経験、中学3年で、
 難病である潰瘍性大腸炎を発症・・・
 平成15年、闘病のかたわら、みんなに幸せになってほしいと願いを込めてメッセージ
 とイラストを書いた「ポストカード」を制作。
 イラストに描かれている女の子はなんともいえない愛嬌が。  
 平成17年2月から平成18年3月まで朝日新聞(新潟版)に毎月一回コラムを連載。
 その新聞連載記事も会場に飾られている。
 会場で作者と会い話した。
 作者も同じ上越市(旧直江津)出身で親近感が。
 絵は黒のサインペンで描き色は水彩色鉛筆で塗ると。
「犬も歩けば棒にあたる」ということわざがあるが、街を歩けば街のどこかで美の世界に
出会う。

思わず身を乗り出す (イラストを模写)