新潟の花チューリップと故郷お国ことば

kanazu362008-03-17

16日NHKテレビの小さな旅で、
「実りのころ ふるさとへ(東京三宅島)」を放送していた。
4年半に渡る全島避難が解除され、ようやく故郷へ戻ることが
許された三宅島の人たち。
火山ガスの危険と向き合いながらも、復興への道を確実に歩み始めている。
・大学を卒業し村に戻り火山灰に覆われた荒地を開墾し島の特産品の観葉植物レーザー
 ファンを今年初めて東京に出荷する菊池青年。
・壊滅的な打撃から立ち直り三宅島の近海で獲れるアオムロアジのくさや作りを再開した
 青山親子。
・島で唯一のパン工場を再開した築穴製菓の築穴社長。
などなど。
故郷という言葉に哀愁が。
・歌手五木ひろしの「ふるさと」が35年ぶりに再発売 
 14日に還暦を迎えた五木ひろし(1948年3月14日生)さんが、3月5日に
 「ふるさと」を35年ぶりに再発売した。
 NHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」でふるさとが歌われ、メロデーが茶の間に
 流れる。
 「祭りも近いと 汽笛は呼ぶが ・・・ 白い花咲く 故郷が ・・・
 あぁ誰にも 故郷がある 故郷がある」。 
 メロデーが流れてくると懐かしい故郷の「あの風景が幼い友の姿が」脳裏に浮かぶ。
・新潟の花チューリップと故郷お国ことば
 ・新潟の花チューリップ
  新潟ふるさと村で「フラワーウェーブ2008」が17日まで開催されている。
  入り口の「生産量日本一にいがたのチューリップ」と書かれた旗が風になびく。
  会場には、チューリップをはじめアザレアやパンジーなど数十種、千鉢以上の花が
  会場を彩る。
  チューリップの新品種展示紹介コーナーには、これまでに新潟県農業総合研究所
  園芸研究センターが開発した1号から11号までの新品種のチューリップの花が
  飾られている。
  5号の花が見当たらない。
  新品種で名前が付けられているのは、「1号が桜小雪」「2号がマリープリンス」
  「3号がアルビレックス」「4号が越爛漫」。
  チューリップの切花コンテストに出品された花は、最終日の17日に希望者に即売する。
 ・故郷お国ことば
  ふるさと村バザール館を歩いた。
  今まで気にかけなかったが、館内に懐かしいお国ことばが書かれたペナントが
  吊るされていた。
  ・くんねろか(くれませんか) ・やれもか(無理矢理) ・うんめ(おいしい)
  ・こいちや(来な) ・こしよた(作った) ・なじらね(具合はどうですか)
  ・あっちえ(あつい) ・はっこい(冷たい) ・いっぺこと(たくさん) 
  ・ごっつお(ごちそう) ・くわんかや(たべなさいよ) 
  ・まんまくおうて(ご飯たべましょう) ・じょんのび(ゆったり)
  ・そらこてや(そうでしょう) ・よろっといこて(そろそろ行こう)
  などなど。
  ペナントに書かれたお国ことばに懐かしさが。
 懐かしいお国ことばに祖母や母の顔が重なる。
・都会と故郷(田舎)を結ぶ寝台列車(ブルートレン)が引退
 春のJRダイア改正に伴い都会と故郷を結んでいた
 ・銀河(東京ー大阪) ・はな(京都ー熊本) ・あかつき(京都ー長崎)。
 の三つの寝台列車(ブルートレン)が14日夜、名残惜しむ大勢のフアンに見送られ
 ”さよなら運転”の最後の旅に。
 また一つ昭和の灯が消え、昭和が遠くなった。
テレビからは「祭りも近いと 汽笛は呼ぶが ・・・ 白い花咲く 故郷が ・・・
 あぁ誰にも 故郷がある 故郷がある」。 
のメロデーが流れてくる。

懐かしい故郷のメロデーが (イラストを模写)