孫の作った名刺が引越しの記念品

kanazu362008-03-31

3月31日、孫たちとの別れの日が来た。
小雨の中午前9時から荷積みが始まった。
孫たちは午後、JRの「特急いなほ」で村上へ旅立つ。
3月12日の異動発令から続いた多忙な毎日も今日で終わり。
娘から引越しの案内状とお世話になった人たちに渡す名刺の作成を頼まれた。
「パソコンで簡単に作れるよ」と。
そばにいた小学5年の孫が「自分の名刺を作りたい」と。
インターネットから無料ソフト「ラベル屋さん」をダウンロードすれば、簡単に作れると
教えた。
・引越し案内状
 引越し案内状は年賀状ソフト「筆ぐるめ」を使い、ペイントを活用して不要な部分を
 消したり加工したりして作った。
・名刺
 孫に無料ソフト「ラベル屋さん」のインターネットからのダウンロードの方法を教えた。
 孫から「ラベル屋さん」のダウンロードができたとメールが届いた。
 「ラベル屋さん」を使い名刺の作り方を教えた。
 「わかった」といって帰った。
 「名刺ができたのでメールに添付して送るから見て」と電話が。
 メールを開いた。
 娘(母)と弟と本人の3人の名刺が添付されている。
 驚いた、うまく出来ている。
 「届いたよ」と連絡すると、3人分を印刷してほしいと。
・プリンター
 孫の家にはプリンターがない。
 記念にプリンターを買ってやることにした。
 孫と2人で電気屋へ。
 電話でも説明ができるようにと我が家と同じ機種の複合機を買った。
 名刺の用紙も買った。
 早速孫のパソコンにプリンターを接続設定。
 「同じプリンターだから一人で印刷は出来る」と。
翌日、孫が出来上がりの名刺を持参した。
名刺を見た家内が「上手に出来ている」とほめる。
30日二人の孫が挨拶に来た。
「こんど村上に引越しします」と孫が作った名刺を渡された。
孫から渡された2枚の名刺が、老夫婦にとって記念品であり宝物に。
家内は、パソコンを習い「孫とメールをしたい」という。

お別れ (イラストを模写)