勤務で知る市町村と菓子と酒

kanazu362008-04-01

今日は4月1日、2008年度がスタートする。
3月31日で退職する県職員(541人)と
警察官(170人)の退職者辞令交付式の写真が新聞に。
村上市も近隣の荒川町・神林村・朝日村山北町と合併し
県最北端に位置する新「村上市」として今日誕生した。
平成の大合併新潟県下の市町村数は31(20市・7町・4村)となる。
36年間で13回の異動で県下の多くの市町村を知った。
勤務した地元の菓子と酒が懐かしい。
・勤務地と管轄市町村
 新潟県内の全市町村を本店と33の支店が管轄。
 ・柏崎管轄:柏崎市・西山町・小国町・高柳町刈羽村
 ・水原管轄:水原町・安田町・笹神町京ヶ瀬
 ・直江津管轄:直江津市・柿崎町・大潟町・吉川町・頚城村
 ・与板管轄:与板町・寺泊町出雲崎町三島町和島村
 ・糸魚川管轄:糸魚川市・名立町・能生町青海町
 ・五泉管轄:五泉市村松町
 ・新潟内野管轄:新潟市・内野町・黒埼町
・菓子など
 各市町村には地元を代表する銘菓などが沢山あった。
 ・柏崎市網代あじろ)焼・鱈の親子漬け
 ・水原町:姿白鳥 ・安田町:安地焼 ・直江津市:継続だんご
 ・与板町:薄荷(はっか)糖 ・寺泊町:塩たきようかん
 ・出雲崎町紙風船 ・糸魚川市:牧野の飴・ヒスイ ・五泉市:きなせや饅頭
 ・内野町:新川せんべい ・黒埼町:茶豆(枝豆)
・酒
 各市町村には地元を代表する清酒が沢山あった。
 ・柏崎市:越の誉 ・水原町:越の日本桜 ・直江津市:能鷹
 ・三島町:越の白雁 ・和島村:和楽互尊 ・五泉市:菅名岳 
 ・村松町:越後杜氏 ・大潟町:舟潟 ・糸魚川市:加賀の井・謙信・男山
 ・内野町:鶴乃友・日本海・越の関・朗
 などなど。
新潟県下の市町村の合併の歩みは、
 ・1888年(明治21):508町・4085村 計4593
 ・明治の大合併1889年(明治22):1市・46町・769村 計816
 ・新潟県独自の大合併1901年(明治34):1市・48町・408村 計457
 ・昭和の大合併1961年(昭和36):20市・50町・47村 計117
 ・2000年(平成12):20市・57町・35村 計112
 ・平成の大合併2006年(平成18)3月20日:20市・9町・6村 計35
 ・2008年(平成20))4月1日:20市・7町・4村 計31
平成の大合併で多くの市町村が消滅し、懐かしいふるさとの地名が地図から消えた。
しかし、懐かしいふるさとの菓子や酒が、今も職人の手により受け継がれている。
懐かしい菓子や酒の味が人々の哀愁を誘う。

新市町村の門出 (イラストを模写)