桜が満開の西大畑公園

kanazu362008-04-14

死刑執行の記事が新聞に。
法務省は4月10日、殺人罪などで死刑が確定していた
4人の刑を同日午前、東京、大阪の両拘置所
執行したと発表した。
新潟に昔「地獄極楽小路」と呼ばれた場所があった。
小路を隔て、左は老舗の高級料亭「行形亭(いきなりや)」、
右は新潟刑務所。
新潟刑務所は、昭和46年(1971)新潟市山二ツに移転し、新潟刑務所跡は
西大畑公園に姿を変えた。
知人が、13日の日曜日西大畑公園の満開の桜の下で花見を開くと聞き、小雨の降る
4月11日公園を訪れた。
桜が満開の公園も雨降りで人影はない。
・桜
 ソメイヨシノと二本の大島桜が満開。
 大島桜は花びらは純白、しかしガクや若葉の緑のせいで淡いクリーム色に見える。
 若葉は鮮やかな緑色で、桜餅の皮になる。
 公園管理人は、花と葉が一緒に咲くのが特徴ですと。
・堀
 公園内には堀が掘られている。
・柳
堀の両側に柳が植えられ、芽吹いたばかりの葉が風に揺れる。
ユキヤナギ
 枝にいっぱい白い小さな花をつけている。
・チューリップ
 公園中央の階段正面には赤・黄・紫のチューリップの花が咲く。
・山田花作歌碑
 公園の一角に「山田花作歌碑」が建つ。
 平成8年11月10日の「市報にいがた」に歌碑建設のことが書かれている。
 大正時代、当時の新潟新聞社記者として活躍する一方、歌人として名を残した
 山田花作(本名:穀城)が西大畑公園に作られ、10月26日歌碑の除幕式が行われた。
 歌碑は、高さ1.35メートル・幅2メートルの輝石安山岩
 歌碑には、花作の歌「柳散る 秋の西堀東堀 さびしきこころよ 恋のみなとも」と
 北原白秋が描いた花作の似顔絵が彫られている。
 似顔絵は、昭和4年6月9日来港の折りに北原白秋がスケッチしたもの。
花作の歌碑の脇に堀があり柳並木がある。
新潟刑務所跡地は、西大畑公園や新潟市美術館に大変身。
「地獄極楽小路」に今も残る老舗の高級料亭「行形亭」。
小路を隔て、左は老舗の高級料亭「行形亭」、右は西大畑公園や新潟市美術館
今では花や芸術が楽しめ私は、「極楽爛漫小路」と呼ぶのだが。
ここが昔の地獄極楽小路 (イラストを模写)