桜が満開の西大畑公園
死刑執行の記事が新聞に。
法務省は4月10日、殺人罪などで死刑が確定していた
4人の刑を同日午前、東京、大阪の両拘置所で
執行したと発表した。
新潟に昔「地獄極楽小路」と呼ばれた場所があった。
小路を隔て、左は老舗の高級料亭「行形亭(いきなりや)」、
右は新潟刑務所。
新潟刑務所は、昭和46年(1971)新潟市山二ツに移転し、新潟刑務所跡は
西大畑公園に姿を変えた。
知人が、13日の日曜日西大畑公園の満開の桜の下で花見を開くと聞き、小雨の降る
4月11日公園を訪れた。
桜が満開の公園も雨降りで人影はない。
・桜
ソメイヨシノと二本の大島桜が満開。
大島桜は花びらは純白、しかしガクや若葉の緑のせいで淡いクリーム色に見える。
若葉は鮮やかな緑色で、桜餅の皮になる。
公園管理人は、花と葉が一緒に咲くのが特徴ですと。
・堀
公園内には堀が掘られている。
・柳
堀の両側に柳が植えられ、芽吹いたばかりの葉が風に揺れる。
・ユキヤナギ
枝にいっぱい白い小さな花をつけている。
・チューリップ
公園中央の階段正面には赤・黄・紫のチューリップの花が咲く。
・山田花作歌碑
公園の一角に「山田花作歌碑」が建つ。
平成8年11月10日の「市報にいがた」に歌碑建設のことが書かれている。
大正時代、当時の新潟新聞社記者として活躍する一方、歌人として名を残した
山田花作(本名:穀城)が西大畑公園に作られ、10月26日歌碑の除幕式が行われた。
歌碑は、高さ1.35メートル・幅2メートルの輝石安山岩。
歌碑には、花作の歌「柳散る 秋の西堀東堀 さびしきこころよ 恋のみなとも」と
北原白秋が描いた花作の似顔絵が彫られている。
似顔絵は、昭和4年6月9日来港の折りに北原白秋がスケッチしたもの。
花作の歌碑の脇に堀があり柳並木がある。
新潟刑務所跡地は、西大畑公園や新潟市美術館に大変身。
「地獄極楽小路」に今も残る老舗の高級料亭「行形亭」。
小路を隔て、左は老舗の高級料亭「行形亭」、右は西大畑公園や新潟市美術館。
今では花や芸術が楽しめ私は、「極楽爛漫小路」と呼ぶのだが。
ここが昔の地獄極楽小路 (イラストを模写)