東京上野聚楽台と大阪道頓堀大阪名物  くいだおれが閉店

kanazu362008-04-15

新聞に東京「上野聚楽台」が4月21日閉店する。
大阪道頓堀大阪名物「くいだおれ」が7月8日閉店すると。
上野駅は、新潟や東北地方の人たちにとって社会人としての
都会での振り出し地。
上野聚楽台は、地方から上京した人たちの心を癒すオアシスとして心に残る懐かしい
思い出の場所だった。
・東京・上野聚楽台(4月21日閉店)
 上野聚楽台の創業者加藤清二郎(明治31年4月8日)さんは、旧白根市の出身。
 大正13年(1924)に25歳で東京神田で簡易食堂「須田町食堂」を創業。
 昭和34年(1959)東京上野に聚楽台を開業した。
 昔は、新潟や東北方面からの国鉄の終着駅は、東京駅ではなく上野駅だった。
 上野聚楽台は田舎から上京し際、何回も利用した懐かしいレストランだ。
 閉店のお知らせのチラシを見た。
 聚楽台は、ビル立替により4月21日(月)を以って閉店させていただきます。
 1959年開業以来、半世紀に渡りご利用いただきまして誠にありがとうございました。
 2010年秋(予定)、新ビルに新規オープンを予定・・・
 聚楽台社長加藤治。
 現在の加藤治現社長は3代目だという。
 創業者加藤清二郎は新潟県白根市の出身。
 1924年東京・神田須田町に「須田町食堂」を開店したのが始まり。
 立身出世の人で一代でレストラン、ホテルの「聚楽チェーン」を 築き上げ、
 また観光事業などでも成功を収め「日本の食堂王」と称された。
 出身地の白根市では、昭和51年3月27日に白根市名誉市民に認定している。
 上野公園西郷隆盛銅像の下に聚楽台があることから「西郷丼」は有名。 
 閉店を知り多くの人が上野聚楽台を訪れ名物の「西郷丼」を食べていると。
・大阪道頓堀大阪名物くいだおれ(7月8日閉店)
 ユニークな「くいだおれ人形」で知られる大阪・道頓堀の大衆食堂「大阪名物くいだおれ
 (山田昌平社長)は、4月9日記者会見し、「時代の変化に伴う客足の落ち込みなどを
 理由に、7月8日に閉店する」と発表した。
 戦後間もない1949年6月、山田昌平社長の父親の故六郎氏が創業。
 家族連れが楽しめる大衆食堂として人気を集めた。
 店頭に置かれた機械仕掛けの等身大人形「くいだおれ太郎」は、上方芸能の一つ、
 文楽の人形をモチーフにし、赤と白のストライプ服に黒縁眼鏡で太鼓をたたく姿は、
 観光名所にもなっている。
 大阪道頓堀のシンボルとして長年多くの人に愛されてきた名物人形「くいだおれ太郎」。
 引退する名物人形「くいだおれ太郎」をめぐり、地元大阪の通天閣の運営会社や創業者の
 出身地の兵庫県香美町など各地で人形の誘致合戦が激化している。
東西の大衆食堂が時を同じくして閉店する。
若者に夢と希望を与えたファミリーレストランが閉店する。
これも時代の流れか・・・

名物人形「くいだおれ太郎」 (写真を模写)