ボケとチューリップの花が春を彩る

kanazu362008-04-26

新潟の春を彩るボケとチューリップ祭りが始まった。
4月22日、旧小須戸町の「日本ボケ公園まつり」と
五泉市の「チューリップまつり」を見てきた。
・第1回日本ボケ公園まつり(旧小須戸町)
 平成19年4月に開園した日本ボケ公園で「第1回日本ボケ公園まつり」が
 開催されている。
 公園面積9100平方メートル、品種数約200品種、ボケ6400本と四季を彩る
 4800本の花木や草花が植栽されている公園。
 小須戸はボケの生産・改良部門で全国的に有名で「日本ボケ協会」発祥の地。
 会場入り口のアーチをくぐると道の両側に大きな鉢に植えられたボケの花が来訪者を
 歓迎する。
 沿道に咲く真っ赤な花の「大黒天」が印象的。
 公園に入った。
 エントランスの中央には、紅白の東洋錦。
 東洋錦の周りを白の「白寿」と橙紅色の「長寿楽」と桃色地に白覆の「芳寿の誉れ」の
 3花木が囲む。
 広い敷地は、日本系・東洋錦系・昭和錦系に分けられ「花・はな・ハナ」の世界。
・チューリップまつり(五泉市一本杉)
 五泉は、新潟県内でも有数のチューリップの産地。
 平成18年度の球根の生産は、作付面積24.1ha、出荷量4百399千球。
 切り花の生産は、作付面積2ha、出荷量156万本。
 巣本地区一本杉地内は、阿賀野川と早出川にはさまれたところにある。
 その昔川が氾濫したことで、砂地の土壌となりチューリップの栽培にたいへん適している。
 チューリップは、同じ畑で続けて栽培する連作はできない。
 巣本地区では、3haの畑5箇所準備し5年サイクルで会場を変えて祭りを開く。
 今年の会場は昨年の会場の隣で道路を挟んで反対側にあった。
 赤や黄色や紫やピンクやオレンジのカラフルな150万本のチューリップの花が彩を
 添える。
 早出川の土手の上からチューリップ畑を眺めるた。
 チューリップ畑は虹の世界に。
 遠くに雪の残る菅名岳や白山が。
新潟県が平成20年3月1日、雪割草を県の草花に指定されたことを記念し「県の花
チューリップ」「県の木雪椿」「県の鳥朱鷺」「県の草花雪割草」の4つのシンボルの
絵はがきを作成し希望者にプレゼントした。
4月22日県からプレゼントの絵はがきが届いた。
手紙には「ぜひ、この絵はがきで県外のお友人や親類の方などにお手紙をお書き
ください・・・」と。
4月上旬福岡市の公園で園児たちが育てたチューリップ数百本が切り取られた。
新潟市では萬代橋西詰めからJR新潟駅前までの1.3キロの国道両側の歩道に
プランター3400個置き、三万四千のチューリップが植え街をカラフルな色に染めている。
4月22日、国土交通省新潟国道事務所新潟出張所の職員が三万四千のチューリップを
点検したが異常はなかった。
新潟の春も桜が散り果て、ボケやチューリップの花の季節に。

チューリップ畑は虹の世界に (イラストを模写)