花が街を彩り山は新緑に萌える

kanazu362008-05-02

4月30日の深夜0時を境にガソリンの値段が、
121円から155円と大幅に値上げされた
明日5月3日からゴールデンウイークの後半が始まる。
5月4日は「みどりの日」。
「目には青葉山ほととぎす初鰹」と詠われ山は新緑に萌える季節。
新潟の街は、花が帰省客を出迎え。
4月27日、街を歩き花を見、29日は新緑を求め天神山と松岳山に登った。
・花が出迎え
 ・新潟駅
  新潟市のJR新潟駅万代口正面とロータリーにプランターが設置され、赤やピンクや
  黄のベゴニアが帰省客や観光客を出迎える。
 ・新潟駅前通り
  JR新潟駅万代口を出ると萬代橋西詰めまでの1.3キロの両側の歩道は、赤・黄・
  白・ピンクの4色のチューチップの花で飾られ、花が帰省客や観光客を出迎える。
  花は、昨年秋から保育園や幼稚園や小中学校など395ヶ所で市民らが3300個の
  プランターに植え育てた3万3000本。
 ・古町
  4月26日、ふるまちモール7で「春の小川2008」が開催され、一般市民らが
  参加し歩行者天国の道路上に摘んだチューチップの花を利用し花絵が描かれた。
 ・朱鷺メッセ 
  5月11日から朱鷺メッセで開催されるサミット労働相会合の歓迎ムードを盛り上げ
  ようと4月29日、市民らが8万5000本のチューチップを利用し大型の花絵を
  作った。
  花絵は5月2日まで、サミットの会場となる朱鷺メッセに展示されると聞き
  4月30日見て来た。
  花は新発田市の畑で摘んだもの。
  キャンバスの大きさは横10.8m・縦3.6mで、赤・白・黄・ピンクなどの花で
  「Welcome NIIGATA」と書かれ船や飛行機などが描かれている。
 ・下町早川通りつつじ祭り
  新潟市の下町早川通りで5月6日「第4回新潟下町早川通りつつじ祭り」が開催されると
  知り4月30日、つつじを見て来た。
  にいがたみなとぴあ脇の早川堀には白い花のつつじが満開。
  堀の水と若草色の柳と白い花のつつじが彩りを添える。
・天神山と松岳山
 天地人ブームに沸く旧岩室村の天神山と松岳山に登り、天神山城跡経由で松岳山城跡を
 見た。
 ・天神山(234m)
  丸小山公園駐車場に車を止め、岩室温泉登山口コースから天神山城本丸跡を
  目指した。
  タンポポチゴユリやムラサキヤシオツツジが咲き、ウグイスが鳴く。
  前山を越え林道に出た。
  林道から物見台(のろし台)までは約500m。
  物見台を過ぎると大きな石が横たわる石塁と土塁跡があり近くにひょうたん池がある。
  ひょうたん池には珍しいモリアオガエルの大きな卵が水辺にいくつも浮いている。
  坂を登ると武者溜り(三の丸)で「天神山城跡」と書かれた石碑がある。
  年配の集落の人に会った。
  この石碑は、私が小学校3年のとき村人総出で綱を曳き、澤伝えに運んだものです。
  来月には、天神山山頂の本丸跡に約650キロの石碑が建てれれます。
  石碑はヘリで運びます。
  急な坂をロープにつかまって登り尾根に出た。
  天神山山頂本丸跡に着いた。
  本丸跡の木標が立ち付近は木が切られ広場になっている。
  眼下に岩室の街が。
 ・松岳山(別名岩室富士・174m)
  天神山本丸跡を過ぎると空壕が続く。
  左多宝山・直進松岳山の案内板が。
  松岳山神明神社登山口コースの逆を歩き、松岳山山頂(松岳山城跡))を経て
  岩室神社へ。
  神明神社登山口コースは、別名花見コースといわれる。
  ニリンソウトリカブトムラサキケマンの群生が続く。
  マムシグサに似たウラシマソウの紫の花が咲く。
  松岳山山頂付近は山つつじの群生地で、斜面はピンク色に染まる。
  つぼみの脹らんだノアザミが山頂の広場に。
  山頂から岩室神社までは下り坂。
  目の前に広がる雑木林の新緑の美しさは、旧松之山松口のブナ林「美女林」の新緑にも
  負けない。
  白いヤクの花が登山道脇に咲く。
 岩室神社に到着。
花にとって今年は受難の年か。
人の心を和ませる花が、心無い人の行為で今年は花を折られるなどの被害が出ている。
 ・糸魚川市本町の商店街でチューリップの花約30本が切り落とされた
 ・新潟市白根の白根小学校で校舎前の花壇に植えたチューリップ約500本のうち
  約300本が折られた
 などなど。
街で花を見、天神山と松岳山に登り花を見、鳥の声を聞きながら新緑の雑木林の中を歩き
心をリフレッシュするのも楽し。

新緑の天神山と松岳山に登る (イラストを模写)