母の日と花

kanazu362008-05-11

今日5月11日は、母の日。
チラシに「母の日」に感謝の気持ちを込めて花を贈りましょうと。
毎年母の日に亡き母の好きだった百日草の種をまく。
花が咲くと仏壇に飾り亡き母を偲ぶ。
5月5日の新聞で面白い記事を見つけた。 
米どころ新潟ではこの時季、雪形(ゆきがた)と呼ばれる山の残雪模様で農事暦に重ねて
農作業を始めた。
妙高連峰の神奈山の「跳ね馬」、佐渡金北山の「種まき猿」、守門岳の「代かき馬」、
二王子岳の「飯盛(めしも)りばさ」、加茂七谷粟ケ岳の「種まきばば」などなど。
新潟県には170を超す雪形が伝承され確認されている。
その数は長野県の3倍以上で全国一という(「図説雪形」斉藤義信著)。
フジとボタンの花が満開と新聞に。
5月9日燕市八王子安了寺の白フジと五泉市東公園のぼたん園のボタンの花を見てきた。
・百日草の種をまき
 今年も近くのホームセンターで切花用の百日草の種を買った。
 いろんな花が咲くように、花の色は赤・ピンク・黄・白などが混ざっている混合を。
 直まきするとナメクジの被害に遭うのでプランターに植え夜は家の中に入れ四葉
 なるまで管理する。
 7月の中旬過ぎには開花する。
 母の好きだった百日草がお盆の仏壇に飾れる。
燕市八王子寺安了寺の白フジ
 安了寺の境内の案内板には、「新潟県指定天然記念物・八王子の白藤」
 推定樹齢3百年・幹廻り5.3m・無数の枝が四方に広がり東西28m・南北18mに
 張り出し高さ約3mと書かれている。
 フジ棚から30センチから50センチほどの白い花房が垂れ下がり満開の白フジが
 風を受け揺れている。
 フジ棚の下は初雪を思わせるように白い花びらが積もっている。
五泉市東公園のぼたん園のボタン
 五泉市東公園の「ぼたん百種展示園」がオープン、園内は白・紫・黄・ピンク・赤
 などの色鮮やかなボタンの大輪の花が咲く。
 園内には、115品種・5000株のボタンが植えられている。
 平日であるが好天に恵まれ多くの人が花を楽しむ。
 ボタンの鉢植えも即売されている。
 一輪咲きが1000円、二輪が咲きが2000円、3000円以上の鉢植えもある。
5月9日の新潟県立植物園「植物園花だより」に、現在市販されているボタンは、
そのほとんどがシャクヤクを台木として接ぎ木したものである。
ボタンの根は弱く増殖が困難であったが明治40年ごろ、旧新津市の江川啓作さんが
草本シャクヤクにボタンを接ぎ木する技術を開発したことから生産が拡大されたと。
・わが家の庭のフジとボタン
 今年も狭いわが家の庭にもフジとボタンの花が咲いた。
 フジは地に下ろすと大きく成長するので、わが家では鉢植えである。
 淡い紫のフジの花が鉢の中で垂れ下がっている。
 ボタンは、知人からいただいた2鉢。
 何色の花が咲くか楽しみだった。
 1鉢は淡いピンクで1鉢は赤い花が咲いた。
 ボタンの脇のシャクナゲも真っ赤な花が咲いた。
 テッセンも紫の花を咲かせている。
新潟県下には、フジやボタンの花の名所が他にもある。
新潟市北方博物館のフジ」「糸魚川市早川地区のフジの盆栽百鉢が飾られる藤まつり」
佐渡長谷寺のぼたん」などなど。
今年も燕市八王子安了寺の白フジや五泉市東公園のぼたん園のボタンの花を見て心が
和んだ。

色とりどりのボタンの花に囲まれて (イラストを模写)