大相撲夏場所始まる

kanazu362008-05-12

5月11日大相撲夏場所が始まった。
初日は、結びの一番横綱朝青龍:小結稀勢の里戦を
見ようと大入り満員の垂れ幕が下がった。
3場所連続東西横綱の千秋楽相星決戦か見られるかと
14日目と千秋楽の前売り入場券は既に完売の人気。
夏場所は関脇陣以上が全員白星スタートかと思われた矢先結びの一番で波乱が。
横綱朝青龍が小結稀勢の里に押し倒しで敗れた。
初日の結びの一番横綱朝青龍:小結稀勢の里戦には、記録が残る2003年以降の
初日としては過去最高の37本の懸賞が懸かった。
今場所の注目は、
3場所連続東西横綱の千秋楽相星決戦か見られるか。
大関陣の巻き返し成るか。
関脇安馬(24)・関脇琴奨菊(24)・小結稀勢の里(21)の若手力士、
大関候補に誰が名乗りを上げるか。
大関候補3力士の初日はともに白星スタート。
先場所怪我で途中休場した大関琴欧洲、2度目のかど番脱出成るか。
前頭上位に躍進した若手把瑠都(23)と若ノ鵬(19)の活躍は。
などなど。
夏場所の番付を見ると、外国出身関取が22人と史上最多。
話題の力士を拾った。
栃天晃春日野部屋・41・幕下東59)
 初土俵以来27回目の夏場所を迎えた。
 初土俵は1982年の春場所、今年の夏場所が158場所目。
 元小結大潮(現式秀親方)を抜いて史上最多記録。
 昨年九州場所を最後に46歳の一ノ矢が引退したので現役最年長である。
 最高位は1993年秋場所の東十両4枚目。
 夏場所初日は取組みなし。
・新入幕3力士
 ・栃ノ心春日野部屋・20)
  初土俵から2年、13場所で新入幕を果たしたグルジア出見の栃ノ心
  年6場所制で貴花田らと並び10位のスピード昇進(幕下付け出しを除く)。
  柔道の元欧州ジュニア王者で、相撲でも世界ジュニア選手権準優勝の実績を誇る
  20歳の若者。
  十両を2場所で通過し「速いのかな、遅いのかな」と戸惑いながら「勝ち越したい」と。
  初日は、嘉風を押し出しで破り白星スタート。
 ・琴春日佐渡ケ嶽部屋・30)
  初土俵から所要91場所で、星岩涛の115場所に次ぐ史上2番目の遅さで新入幕を
  果たした。
  2004九州場所年で新十両になったが両ひじの故障に苦しみ、何度も幕下に落ちた。
  婚約も発表し「こんな日が来るとは思わなかった」と。
  師匠の佐渡ケ嶽は、30歳の苦労人を「あきらめなければこうなるというところを
  若い衆に見習ってほしい」と褒める。
  初日は新入幕同士の対戦で、白馬をすくい投げで破り白星スタート。
 ・白馬(陸奥部屋・24)
  先場所は、西十両3枚目で8勝7敗と昇進は微妙だった。
  モンゴル出身の24歳。
  昨年8月の夏巡業で右ひだを負傷し、半月板を8割も切除すろ手術を受けてからは
  本格的なけいこはできなかった。
  新入幕昇進に「運が良かった」と複雑な表情。
  運も実力、運を味方に更なる躍進を期待する。
  初日は新入幕同士の対戦で、琴春日にすくい投げで破れ黒星スタート。
芝田山部屋から初の関取大勇武(24)誕生
 芝田山親方(元横綱大乃国・45)にとっては、1999年6月に部屋を創設してから初の
 関取が誕生した。
 新十両大勇武、モンゴル出身で2001年(平成13年)3月場所で初土俵
 2008年(平成20年)3月場所では見事幕下優勝を飾り、夏場所新十両昇進が
 決定した。
 芝田山部屋は初の親関取誕生と大勇武の新十両昇進に沸く。
 初日は、境沢に寄り切りで破れ黒星スタート。
夏場所の新弟子検査合格者は7人
 日本相撲協会は、夏場所の新弟子検査合格者は7人を発表した。
 合格者は3日目の13日から前相撲で初土俵を踏む。
 新潟県からは、尾崎祐哉(15・妙高市出身・芝田山部屋・174センチ・100キロ)が、
 合格した。
夏場所の関取数は、幕内が42人、十両が28人の合わせて70人。
外国出身関取が22人と史上最多。
大相撲夏場所は5月25日が千秋楽。
今場所はどんなドラマが・・・

横綱敗れる (写真を模写)