弥彦のツツジと岩室のバラと稲島のヤブツバキ

kanazu362008-05-23

花の話題が新聞に。
大粒のダイヤモンドやオパールなどの宝石で作られた
世界一豪華な花束(価格1億4700万円)が公開。
弥彦村弥彦公園ツツジが満開。
陽気に誘われ5月19日弥彦のツツジと岩室石瀬のお杉のばら園のバラと角田山登山口
稲島の椿谷のやぶツバキを見て来た。
弥彦公園ツツジ
 JR弥彦駅改札口を出ると弥彦公園がある。
 園内の広さは約12万2000平方メートル。
 白や赤や薄紫色のツツジが観光客を歓迎する。
 公園を歩いた。
 雪国新潟を象徴するかのように白い花が多いような気がした。
 公園は、春の桜・初夏のツツジ・秋のもみじと季節を問わず観光客を魅了する。
・岩室石瀬お杉のばら園のバラ
 岩室温泉街にほど近い新潟市岩室石瀬に、愛好家による手作りの「お杉ばら園」が
 開園したのが2006年(平成18)7月で開園からやがて満2年目を迎える。
 ばら園は、県道新潟寺泊線の矢川方水路沿いの岩室温泉町外れにある。
 弥彦方面に向かって右側は階段状になった花壇が、左側は川を挟んだ約2500平方
 メートルの広大な花壇にばらが植えられたている。
 500種1700本のばらが植えられ国内でも10指に入るばら園である。
 園内には所々に赤やピンクの大輪のバラの花が咲いているが見ごろはまだ先である。
 ばら園の隅にフジ棚もある。
・角田山稲島椿谷のヤブツバキ 
 角田山登山稲島コースの駐車場からは約10分登ると椿谷に着く。
 字のごとく谷はヤブツバキが群生している。
 椿谷の降り口の案内板には、「天然記念物稲島の椿谷自然林」と。
 角田山は標高200m付近から平野にかけて常緑広葉樹林域(ヤブツバキクラス域)
 に属し、山腹から稜線部にかけて落葉広葉樹林域(ブナクラス域)に属すると
 考えられている。
 ここ椿谷は、標高200mの地点に位置し、登山道の北川にある谷間の急斜面に
 常緑広葉樹林自然林が成立している。
 樹高20mに達する大ケヤキが主体をなしているが、亜高木層はヤブツバキのみである。
 この椿谷の谷底には不動滝と呼ばれる小さな滝があり、その脇に不動堂がある。
 椿谷の椿の花はもう終わりで花数がまばら。
 ウグイスが鳴き小鳥がピーピーとさえずる。
・番外:津川と上川の桐畑
 福島県会津地方は、江戸時代会津藩が桐の植林を奨励、「会津桐」の産地として有名。
 「新潟の下駄はきもの展」を見学したとき、会津と新潟は桐の名産地と書かれているのを
 思い出した。
 明治19年に中央政府から出された県域の変更まで、現在の新潟県東蒲原郡津川町
 鹿瀬町・三川村・上川村の4町村は福島県会津藩領だった。
 会津や新潟など桐の産地では、女の子が生まれると桐の木を植える習慣があった。
 桐の木は、15年から20年と成長が早く、その子が嫁入りする頃には箪笥を作ることが
 できたから。
 5月18日昔会津藩領だった上川村高出地区で行われた杉苗の植林に参加した。
 会津藩領だった影響か知らないか、津川町上川村を通ると桐の木の多いのに驚いた。
 桐畑は、今が盛りと木一面に紫の花が咲く。
世界一豪華な1億円余の花束に見入る人。
町や村は、今も女の子が生まれると桐の木を植える人はいるのだろうか。
街町は、ツツジやバラやヤブツバキや桐の花に彩られる。

桐の木を植えるのは (イラストを模写)