水田に映る逆さ弥彦山と逆さ角田山を  見る

kanazu362008-05-24

沖縄気象台鹿児島地方気象台は、5月22日、
沖縄・奄美両地方が梅雨入りしたと見られると発表した。
沖縄の梅雨入りは昨年より6日、平年より14日遅い、
奄美の梅雨入りも平年より12日遅かった。
新聞に夕日に映える「双子の弥彦」の写真が。
弥彦山や角田山を望む各地の田圃では、水面に山の全容が逆さに映る姿が見られる。
「逆さ弥彦」や「逆さ角田」が見られるのは、田圃に水がなみなみと張られ、
稲が小さい間だけ。
稲が成長し、田圃の水を抜く6月上旬中ころまでで、風がなく、よく晴れた日の朝と夕方が
最もきれいに見えるという。
記事に誘われ5月22日早朝午前5時「逆さ弥彦」や「逆さ角田」を見に出かけた。
22日の日の出は午前4時28分・日の入り午後6時58分、月の入りは午前5時23分・
月の出は午後9時11分。
早朝の広域農道は車や人影はない。
前方に月を見、背後からは日が昇る。
早朝は月も日もお出迎え。
・逆さ角田山
 赤塚を過ぎると進行方向右側の水田の中に「逆さ角田山」の姿が映る。
 松野尾の集落の農道から水田に映る「逆さ角田山」の写真を撮った。
 日が背後から山を照らす。
・逆さ弥彦山
 巻町鷲ノ木集落の白山付近の水田に「逆さ弥彦山」の姿が映る。
 山に近すぎると赤塚あたりで右側に見えた多宝山が見えない。
 白山集落の広域農道から水田に映る「逆さ弥彦山」の写真を撮った。
・巻鷲ノ木集落の白山神社
 県道40号線(新潟・寺泊線)の巻町白山バス停近くに「白山神社」がある。
 民家の陰に隠れ県道からは神社は見えない。
 集落の古老は、この集落は昔加賀の白山からここに移り住み白山神社を建てた。
 言い伝えによれば、祭神は新潟の白山神社の姉が祀られていると。
 白山神社を良く知る人は、新潟の白山神社をお参りしたあとこの神社もお参り
 すると。
 古老の説明を受け参拝した。
 林の中に鳥居が立ち、鳥居をくぐると正面に井戸がある。
 懐かしい光景が。
 井戸にはふたがかぶせられているが、天井に滑車がかけられつるべがぶら下がっている。
 左側に拝殿がある。
 「白山神社」と金文字で書かれた掲額がある。
「早起きは三文の徳」ということわざがある。
「双子の弥彦」という記事に魅せられ、早起きして「逆さ弥彦」や「逆さ角田」を見に
行った。
早朝から月と日のお出迎えを受け、「逆さ弥彦」や「逆さ角田」を見、林の中に鎮座する
人にあまり知られていない由緒ある巻町鷲ノ木集落の白山神社を参拝することができた。

逆さ弥彦山を見る (イラストを模写)