大関琴欧洲が初優勝三強時代到来か

kanazu362008-05-26

大相撲夏場所大関琴欧洲が14勝1敗で初優勝した。
横綱昇進も目前。
横綱朝青龍横綱白鵬大関琴欧洲の三強時代到来か。
大関琴欧洲ブルガリア
 2度目のかど番で迎えた夏場所
 優勝候補にも挙がらず誰も優勝を予想しなかった。
 見違える動きで11日目には横綱朝青龍を12日目には横綱白鵬を破り12連勝と
 優勝候補のトップにおどり出た。
 優勝の重圧か、13日目苦手とする天敵安美錦に一気に押し出され痛い1敗を喫した。
 14日目も苦手とする関脇安馬との対戦。
 ファンは2005年秋場所13・14日の連敗で初優勝を逸した場所の再来かと・・・
 14日目、鋭い立会いからのもろ差しで安馬の首投げにも動ぜず一気に送り倒し初優勝を
 飾った。
 快進撃の原因は佐渡ケ嶽親方の忠告を受け精進した結果か。
 ・ひざが内側に入り腰高になっていたのをすり足のけいこを重ね足腰を鍛えたこと
 ・茶わん飯にチーズをのせ沢山食べたことで体重が増えたこと(自己最高の155キロ)
 ・立会いは相手のペースで立つのではなく自分の型で相撲をとること
  (まわしを取ってひき付けて寄る)
 佐渡ケ嶽親方は、意識改革が最高の結果を呼んだのではと。
外国出身力士の優勝は、関脇高見山(米国)・大関小錦(米国)・横綱曙(米国)・
横綱武蔵丸(米国)・横綱朝青龍(モンゴル)・横綱白鵬モンゴル)に続いて7人目。
巷では早くも来場所の綱とりと横綱朝青龍横綱白鵬大関琴欧洲の三強時代到来かと。
・東西横綱
 ・横綱朝青龍
  初日小結稀勢の里に押し倒し・11日目大関琴欧洲に寄り切り・12日目大関千代大海
  突き落とし・13日目大関魁皇に上手出し投げに敗れたが、千秋楽横綱白鵬を引き落とし
  で破り、11勝4敗の成績で終わった。
 ・横綱白鵬
  終わってみれば竜頭蛇尾の成績だった。
  9日目までは安定した取り口で9連勝とトップを走り優勝の呼び声が高かった。
  10日目関脇安馬に上手投げ・12日目大関琴欧洲に寄り切り・13日目大関琴光喜
  寄り切り・千秋楽横綱朝青龍に引き落としで破れ、11勝4敗の成績で終わった。
横綱朝青龍は11日目大関琴欧洲戦で腰を痛め、横綱白鵬は10日目関脇安馬戦で
古傷の左足首を痛めたと言う。
番付に横綱が2人いて、その両者が2日連続(12・13日目)で敗れるのは、1998年
春場所の曙・貴乃花以来の珍事。
3場所連続の千秋楽東西横綱の相星決戦が期待された夏場所であったが、終盤
横綱朝青龍が2勝3敗、横綱白鵬は2勝3敗と大失速で相星決戦は夢と消えた。
千秋楽の東西横綱対決は、勝負決着後にハプニングが。
朝青龍が引き落としで勝った後、倒れている白鵬を両手で突いた。
この駄目押しに白鵬が逆上し、立ち上がりながら右肩をぶつけて押し返した。
両者は怒りの形相で土俵中央でにらみ合い、一触即発のムードに・・・
解説していた元横綱北の富士山さんは「土俵上でなければ大変なことに・・・」と。
大関千代大海夏場所で5勝10敗と大きく負け越し、次の名古屋場所が史上最多の
通算12度目のカド番。
次期大関候補と騒がれる期待の日本人若手力士関脇琴奨菊(24)は8勝7敗・
小結稀勢の里(21)は10勝5敗の成績で終わった。
郷土力士十両霜鳳は、千秋楽に勝ち8勝7敗と3場所ぶりの勝ち越しを決めた。
大相撲界は、横綱朝青龍横綱白鵬大関琴欧洲の外国勢三強時代の到来か。

勝負後ににらみ合う (写真を模写)