山はアザミ・麓はほたる・河川敷はハナ ショウブが

kanazu362008-06-14

天地人ブームで旧岩室村の天神山城跡が賑わう。
新潟市の動く市政教室「西蒲区の史跡・山城(天神山城址)を
登る」に応募した。
35人の募集に3倍強の応募があり抽選もれになりましたと
連絡があった。
所属する新潟県自然観察指導員の会から、6月15日「天神山城址の歴史探訪と自然観察」
の連絡があり、ノアザミとノアジサイも観察しますと。
新聞には、松岳山城跡麓の冬妻(ひよつま)ほたる祭りと加茂市加茂川河川敷の
ハナショウブの話題が。
6月13日、山のノアザミ・麓のほたる・河川敷のハナショウブを見てきた。
・松岳山城跡のノアザミ
 登山道入り口の岩室神社から山頂までは660m。
 今日は17分で登った。
 登山道の所々の木々に道しるべのピンク色のビニールテープが結ばれている。
 山頂に人影なし。
 山頂広場は紫色のノアザミが群生し彩りを添える。
・妻冬(ひよつま)ほたる祭り
 岩室神社から1・2分の所に石瀬に通ずる林道がある。
 林道入り口に「岩室温泉・妻冬(ひよつま)ほたる飛翔地・妻冬紅(べに)しだれ桜」
 の看板が立つ。
 道端の”妻冬(ひよつま)のほたる祭り”ののぼりが風に揺れる。
 「ほたるは光がきらいです。カメラのフラッシュ・懐中電灯・タバコ等の光はご遠慮
 ください。チョウチンは可。ホタルの捕獲は禁止です」の看板もある。
 祭りは、6月14日から7月上旬まで。
 岩室払川砂防ダム堰堤から上流約300mがほたる会場。
 砂防ダム堰堤脇に「ふるさと環境価値づくり百選・ホタルの保護による環境美化」の
 標柱が立つ。
 午後7時半を過ぎると岩室払川で源氏ほたるの大乱舞が見られるという。
 日中でほたるの姿は見られない。
 ほたるの乱舞する岩室払川を上流に向かって歩いた。
 途中の広場にベンチがあり「妻冬紅さんしだれ」の標柱が立ち妻冬紅しだれ桜の木が
 数本ある。
 ほたる会場は、岩室払川砂防ダム堰堤から天神山城址登口までの間。
 一度ほたるの乱舞する姿を見てみたい。
・加茂川河川敷のハナショウブ
 加茂市中心部の加茂川河川敷は、約8000株の紫・白のハナショウブに埋め尽くされ
 訪れる人を歓迎する。
 場所は、下川原橋から加茂川橋までの約250m。
 川沿いの遊歩道を歩きハナショウブの花の美しさを楽しんだ。
 ハナショウブの背後を飾る鉄橋・橋・山並みが花を一層引き立てる。
 川面で跳ねるのはフナかウグイかアユか。
 「ひと雨降れば花も彩を増し息づくだろうに・・・」。
山頂はアザミが咲き、麓はほたるが大乱舞、そして河川敷はハナショウブが咲き誇る。
13日の金曜日ののどかな一日が終わった。

河川敷はハナショウブに (イラストを模写)