五頭薬用植物園を歩く

kanazu362008-06-16

「ぶらり“五頭薬草園”」が新聞に連載され、五頭薬用植物園の
いろんな薬草が写真入りで紹介される。
6月10日の紹介薬草は「カキツバタ」。
薬草に興味をもち6月10日、旧笹神村の五頭薬用植物園を
訪れた。
入り口に「五頭薬用植物園主要植物あんない」と書かれたパンフレットが置かれている。
パンフレットを手に広い園内を歩き多くの薬草を見た。
・五頭薬用植物園
 五頭山の麓にある五頭薬用植物園は、いこいの森の中の約13000平方メートルに
 昭和59年にオープンした。
 植物園は、新潟薬科大学付属薬用植物園五頭分園。
 自然のままに保たれた園内を遊歩道に沿って歩いて行くと、いろんな薬用植物に
 出会える。
 園内に自生している薬用植物は約200種。
 それぞれの薬用植物に名前入りの看板が立てられ、薬草に関する知識と薬草を利用した
 健康づくりの説明文が書かれている。
 入園は自由で無料。
・薬草いろいろ
 パンフレットの「植物あんない」と自生する「薬用植物」を対照しながら園内を歩いた。
 ・キハダ:内樹皮:苦味整腸、悪酔いしない
 ・キヅタ:はれもの
 ・サンシュウ:疲労や性欲回復、食欲増進等
 ・ヤブコウジ:根茎を煎じて咳止め等
 ・サンショウ:健胃、かぶれ、利尿、寄生虫駆除
 ・オオバコ:煎じて咳止め(種子)や利尿(全草)
 ・ワレモコウ:乾燥根を煎じて下痢止め等
 ・ヒメアオキ:あぶった葉を霜焼け、切り傷
 などなど。
・最近の「ぶらり“五頭薬草園”」連載記事から
 記事は毎週火曜から土曜まで連載される。
 6月10日、カキツバタ:中国、朝鮮半島に分布する多年草
 6月11日、サラシナショウマ:トリテルペイノドが含まれ、解熱・発汗・消炎薬
 6月12日、シラン:ステロイドエステルが含まれ、鼻血の止血・皮膚炎・あかぎれ
 6月13日、ツルバキア・ビオラケア:を傷つけるとニンニクのにおいが漂う
 6月14日、チマキザサ:植物体に含まれる安息香酸には、殺菌・防腐効果がある
薬草の写真を見、説明文を読んでいると時間のたつのを忘れる。
新聞に連載される「ぶらり“五頭薬草園”」を読み「五頭薬用植物園主要植物あんない図」の
パンフレットにチェックを入れる。
記事を切り抜き、オリジナル「五頭薬用植物帳」を作り一人楽しむ。

オリジナル切り抜き「五頭薬用植物帳」を作る (イラストを模写)