梅雨入りにあわてて梨の袋かけ

kanazu362008-06-26

新潟県下も梅雨入りして今日26日で1週間。
下越地方を中心に雨の少ない日が続いている。
新潟地方気象台によると、今月1日から24日までの
降水量は18.0ミリ。
同気象台が降水量の統計を開始した1886年以降、6月としては最も少なかった
1927年の18.1ミリに近い。
予報では、29日・30日にはまとまった雨が降ると。
新潟県の梅雨入りは6月19日で、平年より9日遅く、昨年より2日早い梅雨入り。
6月20日は朝から曇り。
「雨が続く」との予報からあわてて20日に梨の袋かけすることが決まった。
急な袋かけだったので梨オーナー7人中4人が参加。
午後1時30分、新潟市割野の梨畑に到着。
袋かけをする木は7本。
・なし袋のかけ方の説明
 ・袋は2重袋で茶色と白の2種類、袋の片方に止金がついている
 ・あらかじめ袋をふくらませておき、果実を袋中央に入れ、袋の片方に止金がついて
  いないほうをつぼめる
 ・止金を横にたおし、果梗に巻きつけ口元をしっかりしめる 
 ・袋の底をたたいてへこませ、ふうせんじょうにする
・なしの袋かけ作業(1回目)
 なし袋は、茶色800枚・白700枚の1500枚が準備された。
 4人が1束100枚の茶色袋の上部を水で濡らしポシェットに入れ作業を開始した。
 果実はピンポン玉くらいの大きさになっいる。
 袋をふくらませ果実を袋中央に入れる。
 袋をつぼめ止金を横にたおし巻きつけ袋の底をたたく。
 これで1個のなしの袋かけが終了。
 昨年収穫した先輩の話では、3本の木は約300個、残りの4本は約200個で合計
 1700個くらいの収穫が見込めるのではないかと。
 今日のなし袋かけの目標は、1500個。
 午後2時から4時半までかかり4人で約1200個になし袋かけをかけた。
 残りのなしの袋かけは6月24日に行うことを決め半日の作業は終了。
・なしの袋かけ作業(2回目・6月24日)
 朝から曇っているが雨は降らない。
 2回目のなし袋かけ作業の参加者は4名で、初めての人が2人。
 前回の参加者が、初めて参加した人に作業要領を教えた。
 午前10時から作業開始。
 今回の袋かけ枚数は白袋500枚。
 150枚を担当した。
 手際よく進み11時15分に終了した。
 1・2回合わせて1700枚の袋かけをした。
・なしの袋かけ作業のボランティア
 隣組の梨オーナー4人と私たち4人の合わせて8人が地権者の梨畑の袋かけ
 ボランティア活動を買ってでた。
 専業農家の梨畑は均等に摘果されており果実も大きい。
 商品として出荷しるため袋かけのやり方も違う。
 袋かけする前に梨のヘタに虫除けの薬が浸み込ませてある綿を巻く。
 農家の2人が梨のヘタに虫除けの綿を巻く。
 8人のボランティアの人たちが、ヘタに綿のついた果実に袋かける。
 流れ作業で広い梨畑のなしの袋かけは順調に進む。
 応援は11時20分からお昼までで終わった。
梨オーナー7人が、新興梨の木7本を共同管理する。
収穫は7人に均等に配分される。
昨年は一人平均200個以上の配分があったという。
なしの袋かけ作業袋も終わった。
今年はじめて梨オーナーになった。
収穫を夢見てにわか梨オーナーの梨談議が続く。
今から秋の新興梨の収穫が楽しみだ。

収穫を夢見て梨談議 (イラストを模写)